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キャンプ道具への初期投資、優先順位は? プロが指南する「4つのポイント」

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TEXT: 並木政孝(NAMIKI Masataka)  PHOTO: Auto Messe Web編集部/写真AC

キャンプへの初期投資の心得

「キャンプ初心者なんだから、そんなにカタチから入らなくても……」なんて言われることも多いはず。しかし、意外にも初期投資にお金を掛けたほうが良いモノも存在するのだ。ここでは「お金を掛けるべき道具」について考えてみたい。

投資ポイントは「ホテルランク」追求に通じる

 キャンプ道具は「泥沼」と比喩されるように、奥が深く常に物欲を刺激し続ける危険な存在だ。上を見ればキリがなく、下も同様に低価格帯のアイテムが跋扈する。最近はワークウエアブランドや100円ショップまでもがキャンプ道具をリリースし始め、世の中は熾烈なアウトドア戦国時代を迎えている。そんな時代「どのキャンプ道具にお金を掛けるべきか……」という問題が多くのキャンパーを悩ませる。もちろん「お金を掛ける=高品質・高機能」とは限らない。ブランド名だけがひとり歩きをしてしまい実力に比例しない価格が付けられたギアも数多い。追求するキャンプスタイルで優先的にギヤをしつらえる キャンパーたちを悩ませる「どのキャンプギアにお金を掛けるべきか問題」だが、「キャンプ=宿泊」と置き換えると答えは導きやすい。ホテルに泊まるのと同じ理由で考えれば「①部屋の快適性=テント/タープ」、「②部屋からの景観=キャンプ地」、「③ベッドの寝心地=シュラフ/クッションマット」、「④レストランのランク=料理素材/調理器具」となる。どの条件を優先するかはキャンパー次第だが、大きく分けて4つの条件を十分に満たしてくれるギアにこそが、お金を掛けるべきポイントになることは間違いない。ホテルであった場合のそれぞれの条件をどうすべきか、十分に考えてみることから、キャンプのギヤセレクトを始めてみよう。

 

条件①:部屋の快適性は 

「部屋の快適性=テント/タープ」とすれば、おのずと選ぶべき条件が見えて来る。

 自分の好みに合わせた広さを選ぶことはもちろん、リビングルームが欲しいのであれば前室を備えた2ルームテントやタープが必要になる。テントの快適性は防水性や防湿性と共に空間をしっかりと確保できる高さや換気性能、防虫ネットや窓を備えたものを選ぶべし。居住性はどうするかがテント選びのポイント 予算が少ないからとグレードが低いものを選ぶよりも、快適性を最優先するのであればテント選びに妥協することなく自分が導き出した条件に見合うギアを手に入れて欲しい。

 

条件②:部屋からの景観は

「部屋からの景観=キャンプ地」はキャンプを楽しむ上では重要なポイントになる。ホテルの部屋と同様にオーシャンビューやマウンテンビューは景観の美しさを楽しめるだけでなく、視覚的な満足を満たすことで印象的な思い出を与えてくれる。キャンプ場の環境をどうするか 景観を優先するのでれば距離やキャンプ場の使用料に悩むことなくお金を使うべし。キャンプ場では景観の良い場所はフリースペースではなく、予約が必要な区画サイトに指定されている場合も多いが、数千円の違いで絶景が楽しめるのであれば利用しない手はない。

 

条件③:ベッドの寝心地は

 意外と忘れがちな条件が「③ベッドの寝心地=シュラフ/クッションマット」だ。

 日中はBBQやトレッキング、釣りなどの遊びに夢中になり「寝る」というポイントはないがしろにされがち。しかし、地面の凹凸や湿気、温度をシャットアウトして快適な寝心地を与えてくれるマットの性能は大きな違いとなって表れる。安価な薄い銀マットでは寝苦しい夜を過ごす事となり、「テント泊は嫌い」というトラウマを植え付ける原因にもなる。寝心地を追求するシュラフ選び 同様にシュラフの性能も睡眠を左右する重要な要素となり、特に気温が下がる冬キャンプでのシュラフ選びはテント泊の快適性を左右するファクターになることを覚えておこう。

 睡眠中の快適温度を保ってくれる防寒性能と透湿性能を兼ね備えた高性能なシュラフは決して安い買い物ではないが、テント泊をより快適にサポーツするアイテムにこそお金を掛けても損はない。

 

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