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ついに「ラリーアート」復活! 名門再始動で三菱ファンならずとも「期待すべき」理由とは

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TEXT: 工藤貴宏  PHOTO: 三菱自動車工業/Auto Messe Web編集部

外装パーツなどを中心にカスタマイズされた車両をローンチ

 ただ、タイでのローンチを見てもわかるように、展開される車両はバリバリのスポーツモデルではない可能性が高い。そもそも今の三菱には「ランサーエボリューション」などのようにモータースポーツに直結したクルマがない。車両展開は「アウトランダー」や「エクリプス クロス」などスポーティな走りも自慢のSUVをベースに、鍛え上げた体育会系スパルタンではなくプレミアム性を備えた大人のスポーツモデルとしての展開になるのではないだろうか。パジェロスポーツ ラリーアート

 たとえばスバルが「レヴォーグ」などで展開する「STI Sport」やホンダの「Modulo X」のような、“上質でスポーティ”という味付けとなるのが自然な流れだろう。もちろん、ドレスアップパーツやスポーツパーツなどの展開も並行して行われるに違いない。

詳細は不明だが三菱ファンじゃなくとも期待せずにはいられない

 モータースポーツに関してはレースやWRCは難しいかもしれない。そもそも、残念ながら、それらに参戦する最適な車種が今の三菱自動車にはない。

 しかし、SUVやピックアップトラックが参加するクロスカントリーラリーはいま以上に力を入れる可能性もある。同種のラリーは東南アジア地域において三菱チームが参戦し活躍中。東南アジアにおいてはプロモーションとして新車販売に直結する影響力も少なくないだろう。日本でも先日「ジャパンクロスカントリーラリー」として開催された。三菱トライトン(AXCR参戦車両)

 とはいえ、かつてサーキットや国際ラリーで三菱車が活躍した姿を知っているクルマ好きとしては、クロスカントリー以外での競技でも、三菱車が暴れる姿も見てみたいと期待せずにはいられないところ。新生ラリーアート第一弾発表時の加藤社長のコメントにあった「このブランドのスピリットを感じられるような活動」が楽しみだ。

 また2021年12月20日には、三菱自動車から来年開催の東京オートサロン2022で、新型軽自動車EVのコンセプトカーに加えて、「三菱自動車のエンジニアリング技術とクルマづくりにかける情熱を結集し、プレミアムで圧倒的な存在感のスタイリングとすることで、新しいラリーアートの可能性を表現しました」という、ラリーアートコンセプトカーの出展情報を1枚のティザー画像とともに発表された。ますます、今後のラリーアートの活動に期待が膨らむ。

ラリーアートコンセプトカー

12
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