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一周回って逆に新鮮! アウトドアで「インスタ映え」しちゃう「国産旧車」5選

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: 日産/Auto Messe Web編集部

ホンダ・クロスロード(2代目)

 次なる2台はどちらもホンダ車である。1台目は2代目ホンダ・クロスロード。2007年から2010年まで製造された、当時大人気だった5ナンバーサイズのコンパクトミニバン、ホンダ・ストリームをベースにクロスオーバーSUV化されたモデルである。ホンダ・クロスロード

 リアルタイム4WD、ヒルスタートアシストも用意され、本格的な4WDやSUVではないものの、それなりの走破性を持ち合わせる。SUVチックなエクステリアデザインは今見ても新鮮。今の若い人にとっては、見たこともないクルマというインパクトもありそうだ。3列シートだが、3列目席は緊急席でラゲッジルームの奥行きも最小限だから、3列目席は格納してラゲッジルームを拡大して使うのが基本だ。ホンダ・クロスロード

ホンダ・エレメント

 最後はホンダ・エレメント。2002年から2011年にかけて、北米市場を中心に展開したコンセプトカーがそのまま市販車になったような特異な1台。西海岸のライフセーバーがスイマーやサーファーを見守る小屋、ライフガードステーションがコンセプトで、当時のCR-Vをベースに、SUV×ミニバンのパッケージ、ゴツさ全開の内外装デザインがキモ。ホンダ・エレメント

 前後ドアはサイドアクセスゲートと呼ばれた観音開き、10フィートのサーフボードが積める室内長、サーファーなら大歓迎の防水処理などを採用。本来は海のクルマだが、一周回ってみれば、山、アウトドア、キャンプに似合うこと間違いなしだ。つい最近、サンセットのようなオレンジ色のエレメントを街で見かけたが、目立ち度抜群。チョー新鮮だった。ホンダ・エレメント

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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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