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実は意外と本格派! 評論家オススメの「アウトドアで使える」国産SUV4選

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: トヨタ/Auto Messe Web編集部

トヨタ・ヤリスクロス

 もっとコンパクトで廉価なクルマが欲しい……というなら、まずはトヨタ・ヤリスクロスだ。コンパクトハッチバックモデルのヤリスとは別物のパッケージング、走行性能で、ガソリン車の4WDを選べば、クラス最高レベルの走破性が手に入る。ハイブリッドモデルを選べばAC100V/1500Wコンセントをオプション装着(4万4000円)することができ、アウトドアシーンでコーヒーメーカーや簡易電子レンジ、電気毛布、照明などを使うことができる。トヨタ・ヤリスクロス

 さらに、このクラスのSUVとして類まれな、後席4:2:4分割可倒式を採用しているのもポイント。4人乗車でも車内に長尺モノの荷物を積むことが可能となり、2部分をアームレスト代わりに倒しておけば、ラゲッジルームと後席の間にスルースペースができ、後席から荷物を取り出しやすいなどのメリットがある。トヨタ・ヤリスクロス

ダイハツ・タフト

 いやいや、150万円前後でなんとかならんか!! というなら、新車ではダイハツ・タフトが有望だ。絶対的走破性は4WDでもRAV4やデリカD:5、ヤリスクロスのガソリン4WDに敵うはずもない。だが、そのタフにルックス、内外装デザイン、全車に装備されるスカイフィールトップ=ルーフのほとんどがガラスになるサンルーフの装備などによって、アクティブな見映え、使い勝手は抜群と言っていい。ダイハツ・タフト

 レイクブルーメタリック、フォレストカーキメタリック、レモンスカッシュクリスタルメタリックあたりのボディカラーを選べば、アウトドアで映えること間違いなし。軽自動車だけに、後席を使うとラゲッジスペースは最小限になってしまうが、2名乗車限定で、後席を倒せば、アウトドアの大荷物の積載もバッチリ。ダイハツ・タフト

 ラゲッジスペースのフレキシブルな使い勝手の良さ、汚れに強い加工が施されている防汚性、そしてアウトドア用の純正アクセサリーが充実しているところも見逃せないポイントだ。

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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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