【実録】16ビートの震えが止まらない「冬の湖畔」! まじでヤバいと思った冬キャンプの「失敗エピソード」3つ (1/2ページ)

【実録】16ビートの震えが止まらない「冬の湖畔」! まじでヤバいと思った冬キャンプの「失敗エピソード」3つ

この記事をまとめると

  • 四季のなかで一番厳しいのが冬
  • そのなかで正しく楽しむキャンプは格別
  • しかし間違いや失敗で命を落とす可能性もある

楽しさと危険は隣り合わせな「冬キャンプ」

 気温が氷点下を記録し、冷たい風が吹く冬。シーズンを通してもっとも過酷な季節だが、厳しい自然と対峙できる「冬キャンプ」は楽しさも格別だ。しかし、春、夏、秋では何気ない出来事でも、大きなトラブルにつながる可能性を秘めているのが冬。ここでは、筆者であるボクの身近で起きた「冬キャンプ」の失敗エピソードをお話しよう。参考になるかは不明だが、失敗しない冬キャンプのお役に立つのなら本望である。

※写真はすべてイメージです

【実録失敗談:その1】

コーナーポストからのボディアタック!

 最初は少々マニアックな性格を持つ友人Iクンのお話だ。フリーカメラマンのIクンの朝は、天気予報のチェックから始まる。その習慣はカメラマンとして仕事を左右する天候の確認とともに、キャンプに行くためのお天気チェックだという。

 数年前の2月下旬、天気予報では関東地方も雪が降ると報じられた。仕事がオフ日のIクンは愛車にキャンプ道具を詰め込み、埼玉県の山間部のとあるキャンプ場へと向かった。Iクン曰く「雪のなかのキャンプは人がいないし、積もった雪が周囲の音を吸い込んで無音の世界が楽しめる」とのこと。

 雪対策として風を受けない場所にソロテントを張って夜を迎える。雪は夕刻から降り始め、静寂のなかに舞う雪を眺めつつテント泊を満喫しつつ眠りに就いた。ところが翌朝「ドガァ!」という轟音とともに、強烈な衝撃に襲われたのである。何事か……と慌ててテントから這い出してみると、風対策として選んだ場所が大樹の横だったこともあり、枝に降り積もった大量の雪がテントを直撃したのである。

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雪の中のテント画像はこちら

 押し潰されたテントはかまくらののように雪に埋没し、もう少し積雪が多ければ生き埋めになっていた可能性もあったという。プロレスファン(新日本プロレス限定)のIクンは「コーナーポストからフライングボディアタックされたようだった」と笑うが、押しつぶされたテントのポールは折れ曲がり、それは悲惨な状況だったという。

<教訓>
降雪が予想されるキャンプでは大木の近くでテントを張ってはいけない。

【実録失敗談:その2】

16ビートの震えが止まらない冬の湖畔

 この話はボクが実際に体験した出来事である。12月の初旬、季節は秋から冬へと姿を変え、釣り好きのボクは釣り仲間である後輩Sを誘って、某県の小規模ダム湖へとクルマを走らせた。その日を「納竿」と決め、ルーフには愛用のカナディアンカヌーを積みこんでの釣行キャンプである。

 目的地に到着すると急いでテントを張り、サイト設営は完了。ランカーサイズのブラックバスを釣り上げるという妄想を抱いていたボクは、夕刻のプライムタイムにカヌーを降ろし湖面へと向かうことを提案した。ふたりでカヌーを湖面へと浮かべ、ボクはタックル(釣り道具)を抱えてバウ側に乗り込んだ。

カヌーを楽しむイメージ画像はこちら

 そして離岸するためSがタンデムシートから岸を蹴った瞬間……、ボクの視界に無数の泡が飛び込んできた。そう、離岸を失敗したボクたちのカヌーは転覆し、水温10度のダム湖に放り出されたのである。ライフベストを装着していたことと、岸沿いの浅瀬だったこともあり大事にはならなかったが、一泊の予定だったボクたちは着替えを持っておらず、とりあえずパンイチ(パンツ一丁)になりクルマへと逃げ込んだ。

冬の湖のイメージ画像はこちら

 クルマの鍵穴にキーが差し込めないほどガタガタと体の震えが止まらず、キャンプ道具を放置したまま市街地へとクルマを走らせてコインランドリーへと飛び込んだ。シュラフを腰に巻いて乾燥機をかけている半裸のふたり組……。その光景はシュールであり、情けない姿であったに違いない。

<教訓>
釣りキャンには予備の着替えを持参し、ライフベストは必ず装着するべし!

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