アウトドアで今人気急上昇中の「グランピング」って何?「意外な落とし穴」とは? (1/2ページ)

アウトドアで今人気急上昇中の「グランピング」って何?「意外な落とし穴」とは?

この記事をまとめると

  • ゴージャスなアウトドアが楽しめるグランピング
  • 自分たちでグラマラスを追求したセルフ・グランピングとは
  • グランピングなら足腰の悪い高齢者でも楽しめる

「グランピング」のメリット&デメリットを再検証

 テレビや雑誌など色々なメディアで取り上げられている「グランピング」。正直な話、その実態を知らずにブームに乗っている人も多いのではないだろうか? ここでは「グランピング」という、新たなアウトドアスタイルの実態を再検証してみたいと思う。

グランピングっていつから流行り始めたのか!?

 この『グランピング』とは「魅惑的」「華やか」という意味を持つ「グラマラス(Glamorous)」と、キャンプを行う「キャンピング(Camping)」を融合した造語であり、2015年前後から注目されはじめたアウトドアの新しいスタイルを指す。

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 そもそもキャンプとは野営や宿営、テント生活、軍隊生活などの意味を持ち、快適性とは対極にある「不自由を楽しむ趣味」として愛されてきた歴史があるのだが、道具の進化やキャンプ場などの施設の充実などにより、ここ数年で大きな進化を遂げている。ひと昔前のキャンプ場は設備が乏しく、トイレはお世辞にも衛生的とは言い難い必要最小限の設備に留まり、温水シャワーやサウナ、アウトドア道具のレンタルショップを併設している場所などは存在しなかった。野営キャンプ画像はこちら

 ところがキャンプブームによる人口増加によりキャンプ場に求めるニーズが多様化することで、キャンプ場自体がサービスの充実を図るようになり、キャンパーたちは快適な野営を体験できるようになっている。その延長線上として生まれたのがグランピングであり、最近ではアウトドアの新たなムーブメントとして成長し続けているのだ。

アウトドアフィールドでリゾート感が楽しめるグランピング

 グランピングが急成長を遂げた理由のひとつが、キャンプブームによるマスの拡大だ。キャンプを趣味とする人口が増えることにより市場が拡大し、「商売」としての利益が大きくなった。そこに目を付けたのがホテル経営企業やリゾート開発企業であり、ホテルやリゾートで培ったサービスやホスピタリティをアウトドアへと持ち込んだグランピングは、能動的だったキャンプを受動的な楽しみとして提供してくれる。グランピング(ビーチリゾート)画像はこちら

 ホテルの一室をテントやロッジに置き換え、面倒なキャンプ道具を設営することなく宿泊することができ、室内には贅沢な調度品が置かれホテルと同等のベッドやソファを提供することでグラマラスな時間が楽しめる。グランピング(調度品)画像はこちら

 また、一流シェフが贅沢な食材を携えてテントを訪れる出張バーベキューサービスや、プライベートで楽しめるジャグジーや温泉を備えている施設も存在するというから驚きだ。グランピングとは自力でキャンプを楽しむのではなく、手ぶらでキャンプ場を訪れても何不自由のない最高の「お・も・て・な・し」を受けることができる「テント泊ホテル」なのである。グランピングテント画像はこちら

 もちろん施設によってサービスの充実度は異なり宿泊料金も大きく変わってくるが、一般的なキャンプでは味わえない贅沢な時間が大きな魅力。最近では地方自治体が村や町興しの起爆剤として参入し始めたこともあり、今後もグランピングブームが加速していくことは間違いない。

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