アピール度が高い隠れた名品「マッドフラップ」も押さえておく!
SUVらしい外装パーツとして、比較的安価で簡単に装着できるマッドフラップも忘れてはならない。後方へ泥や石が飛び跳ねるのを防ぐことが目的で、ラリーやダートトライアルの車両は確実に装着している。乗用車でも純正またはオプションとして備えていることはあるが、サイズは小さく色もボディと同じであるケースがほとんどなので、後付けなら大きなサイズやビビッドなカラーでアピールできる。
とくにトレッドパタンの大きいタイヤは泥や石の跳ねも激しいので、後続車に対する配慮としても使うべきアイテムといえる。外装系なら、ほかにもスキッドプレートといったガード類。SUV系じゃないと車種ごとの専用品がないかもしれないが、形状が近ければ少しの加工で装着できる場合がある。下まわりのパーツを路面の凹凸や石から守りつつ、SUVらしいルックスに変身できるのが人気の秘訣だ。
灯火類では定番のフォグランプ、最近ではライトバーもオススメ
最後は灯火類からふたつのパーツを挙げたい。ひとつめは大型の後付けフォグランプ。いわゆる市街地や高速道路なら濃霧のときの補助灯として使うライトだが、街灯のない真っ暗な林道を走るときもおおいに役立つこと間違いナシ。ただし社外品の大きくて丸型のフォグランプはSUVっぽい雰囲気が満点だが、最近のクルマのバンパー形状(段差と局面が少ないデザイン)を考えると装着しにくいのが難点かもしれない。
取り付けしやすいという意味ではライトバーもお勧め。わかりやすく説明するとLEDを横に並べた作業灯で、ルーフ前端やボンネット後方に装備することが多い。運転席から操作できないことや走行中の点灯は禁止など保安基準に関する規定はあれど、作業灯は補助灯にカテゴライズされるフォグランプと法規での扱いが違うので明るさは自由。出番が多いアイテムではないかもしれないが、点灯しない状態でも外観のインパクトは十分だ。