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SUV買うよりSUV化のほうがイケてる! 愛車をキャラ変させるカスタムテク4つ

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 小鮒康一/本田技研工業/Auto Messe Web編集部

アピール度が高い隠れた名品「マッドフラップ」も押さえておく!

 SUVらしい外装パーツとして、比較的安価で簡単に装着できるマッドフラップも忘れてはならない。後方へ泥や石が飛び跳ねるのを防ぐことが目的で、ラリーやダートトライアルの車両は確実に装着している。乗用車でも純正またはオプションとして備えていることはあるが、サイズは小さく色もボディと同じであるケースがほとんどなので、後付けなら大きなサイズやビビッドなカラーでアピールできる。マッドフラップ

 とくにトレッドパタンの大きいタイヤは泥や石の跳ねも激しいので、後続車に対する配慮としても使うべきアイテムといえる。外装系なら、ほかにもスキッドプレートといったガード類。SUV系じゃないと車種ごとの専用品がないかもしれないが、形状が近ければ少しの加工で装着できる場合がある。下まわりのパーツを路面の凹凸や石から守りつつ、SUVらしいルックスに変身できるのが人気の秘訣だ。

灯火類では定番のフォグランプ、最近ではライトバーもオススメ

 最後は灯火類からふたつのパーツを挙げたい。ひとつめは大型の後付けフォグランプ。いわゆる市街地や高速道路なら濃霧のときの補助灯として使うライトだが、街灯のない真っ暗な林道を走るときもおおいに役立つこと間違いナシ。ただし社外品の大きくて丸型のフォグランプはSUVっぽい雰囲気が満点だが、最近のクルマのバンパー形状(段差と局面が少ないデザイン)を考えると装着しにくいのが難点かもしれない。フォグランプ

 取り付けしやすいという意味ではライトバーもお勧め。わかりやすく説明するとLEDを横に並べた作業灯で、ルーフ前端やボンネット後方に装備することが多い。運転席から操作できないことや走行中の点灯は禁止など保安基準に関する規定はあれど、作業灯は補助灯にカテゴライズされるフォグランプと法規での扱いが違うので明るさは自由。出番が多いアイテムではないかもしれないが、点灯しない状態でも外観のインパクトは十分だ。

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  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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