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一流はメンテすらも楽しむ! キャンプギアを「長生き」させる6つの手入れ

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TEXT: 並木政孝(NAMIKI Masataka)  PHOTO: 写真AC/Auto Messe Web

フォールディングチェアは脚をしっかり洗うこと

 フォールディングチェアはアウトドの必需品であり、最初に手に入れたという人も多いはず。だがチェアをメンテナンスする人はほんのひと握りであり、よほど高級なアイテムでなければ放置されてしまうことも少なくない。

折りたたみ椅子のイメージ

 チェアは地面と接し、焚火やBBQのお供としてもっとも汚れやすいギアなのだから、使用後にメンテナンスするのは必須。泥や土、ホコリが付着し、さらには焼き肉のタレやビールをこぼしてしまうこともある。座面やひじ掛けは中性洗剤を使って固く絞ったウエスで汚れを拭き取り、脚部分の汚れもしっかりと拭き取っておこう。

 折り畳みの支軸(交差部分の金具)には潤滑剤を塗布し、座面には除菌防臭効果のあるファブリーズなどで臭いを除去すれば、クルマに積んでいるだけで「焚火臭い」思いをすることもなく、衛生的かつ寿命を延ばすことができる。布の座面やひじ掛けに付着した汚れは生地の劣化やカビの原因になるので、使ったあとはしっかりとメンテナンスを施しておこう。

使ったシュラフはとにかく乾燥させるのがキモ

 アニメや漫画で万年床にキノコが生えている描写があるが、キャンプで使うシュラフも決して例外ではない。普通の生活ならお風呂に入り、パジャマに着替えてから就寝するのが一般的だが、キャンプでは汚れた体や服のまま寝袋に入ってしまうことも多い。冷静に考えてみると、そんな不衛生な状態のままシーズンを使い続けたシュラフに寝るのは……である。

寝袋のイメージ

 キャンプで使ったシュラフはホコリや焚火の灰を落としたあと、風通しの良い場所に干して十分に湿気を取り除くこと。乾燥させるときに除菌・消臭スプレーを使用するのもおすすめだ。そして、キャンプシーズンの終わりにはシュラフの表示タグを確認して手洗いが可能であれば浴槽を使って優しく洗濯し、ドライクリーニング専用ならばクリーニング店にお願しよう。シュラフは決して安いギアでないので、長く使うためにも湿気対策とクリーニングを欠かしてはならない。

シーズンオフは道具のメンテナンスを楽しむ時間

 365日、キャンプを楽しむ猛者でなければ、環境の厳しい冬はシーズンオフになるはずだ。そんなオフの時間を使ってキャンプ道具を少しずつメンテナンスするのも悪くない。天気の良い日にはテントを広げて防水スプレーを塗布し、夜中にコツコツとバーナーの汚れを落とす。ナイフや斧を研ぎ、コッヘルやカトラリーを磨き上げる時間は趣味人として至福の時になるはずだ。

 春を待ちわび、道具を愛でることも「楽しいキャンプ」の延長線上であり、お手入れを含めた作業こそが外遊びの醍醐味なのである。シーズンインのキャンプでテントがカビだらけ、バーナーが着火しない、シュラフが臭い……と後悔しないためにも道具のお手入れをしっかりと行い、愛用するキャンプ道具の寿命を延ばしてほしい。

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  • テントを片付けるイメージ
  • クーラーボックスのイメージ
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