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本格悪路の少ない日本じゃヨンク性能より大切! 「アプローチ・デパーチャー・ランプブレークオーバー」という3つの角度とは

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: Land Rover/トヨタ/Auto Messe Web編集部

アウトドアに出かけるなら気にしておきたい性能

 アウトドアやキャンプに出かけるためのクルマを選ぶ際、そのシーンに似合うSUVであればその走破性にこだわりたくなるものだ。今では多くのアウトドアフィールドが、構内を含めて道が整備されているとはいえ、ときには道なき道を行くような場面もあるかもしれない。うっかり道に迷い、とんでもない悪路に”意図せずに”遭遇してしまう可能性も、ないとは言えない。最近のアウトドアフィールドは道が整っているため生活ヨンクでも十分

 そこでまず多くの人がチェックするのが、最低地上高だろう。一般的な乗用車が140~150mmのところ、走破性にこだわったSUVであれば、200mm前後と差がつく。下まわりを擦らずに、突起などを乗り越えるのに有利になる重要なスペックだ。最低地上高はある程度の高さがあればいい

アプローチアングルとは障害物を前輪で乗り越えられる角度

 それとは別に、急な登り下りや、大きな突起、障害物を乗り越える際に重要な性能=対地障害角として、アプローチアングルやデパーチャーアングルがある。アプローチアングルとはその名の通り、クルマがアプローチする際の、クルマが前方の障害物を前輪で乗り越えられる角度のスペックと考えればいい。スバル・フォレスターのアプローチアングル

 わかりやすく言えば、フロントタイヤの接地面からフロントバンパー下に直線を引いた、その角度を指す。例えば、最強のオフローダーとして世界中(の僻地でも)で信頼されるトヨタ・ランドクルーザーは、最低地上高225mm、アプローチアングル32度。ランドクルーザーのアウトドア性能

 つまり、対地角32度に相当する障害物、上り坂に差し掛かっても、バンパーと路面が干渉しないというわけだ。その角度が大きいほど、有利になる。悪路を走破するために生まれた!? と言っていい最低地上高205mmの機動性に富むスズキ・ジムニーは、フロントオーバーハングが極端に短いこともあって41度を誇る。とはいえ、ランドクルーザーがあらゆる悪路を走り抜けられることはもちろんである。スズキ・ジムニーの性能

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