鍛造削り出しでしかできない美の極致! こだわりのオーナーに選んで欲しい「F ZERO FZ-5」デビュー (1/2ページ)

鍛造削り出しでしかできない美の極致! こだわりのオーナーに選んで欲しい「F ZERO FZ-5」デビュー

この記事をまとめると

  • ウェッズのラインアップで鍛造ホイールが揃う「F ZERO」
  • 最新作となる「FZ-5」が登場した
  • 個性的な2×5スポークが特徴的だ

真っ直ぐに貫通させたスリットホールは削り出しの証

 詳しくディテールを見ていこう。ベースとなっているのは2本×5セットのツインスポーク。根本はナットホールを巻き込むようにえぐり、先端はリムフランジまで伸ばしきった足長感のあるレイアウトを採用する。スポーク天面は細く絞っているが、根本に向かって側面は斜めに傾斜を付けて広げられ、軽くツイストしたようなニュアンスも感じられる。

個性的なスポークデザイン

 そして、その広がった部分に縦長のスリットホールを投入。前作FZ-4でも採用されたこの意匠こそ、削り出しならではのポイントだ。専門的な話になるが、ホイールを型から外す際は「抜き勾配」が必要になる。つまりこうした造形を作るなら、穴の内側の面は若干斜めに設計しなくてはならない。そうしないと型から抜けないからだ。

 だがFZ-5は、型から抜いたあとに造形する削り出し製法。入り口から出口まで真っ直ぐ垂直に穴を開けることができ、開口部をしっかりと大きく見せられる。ちなみに鋳造ホイールを削り出して同形状を作った場合、間違いなく強度不足となってクラックが入る。実現するには鍛造がマストというわけだ。

 各スポークの中ほど、ちょうどスリットホールのあたりから枝分かれした細身のサブスポークにも注目。メインスポークからは一段落とし、少し低い位置から伸ばすことで立体感を演出する。先端もフランジまでは伸ばさず、手前に留めてメインと差を付けた。このサブスポークの効果で力強さとシャープさが向上。メッシュホイール的なスポーティ感も手に入れた。

サブスポークのイメージ

 そのほか、ナットホールの間に涙型の切削を入れたり、リムには「F ZERO」「FZ-5」「FORGED」のロゴを彫り込むなど、細部も抜かりなし。まるで工芸品のような凝った作りになっている。

リムのロゴなど

研磨痕美しいブラッシュド、妖艶なダイヤモンドブラック

 純粋に造形美が引き立つよう、カラーはブラッシュドとダイヤモンドブラックを用意。とくにブラッシュドはマシンで削り出し、研磨した鍛造アルミの質感がそのまま生かされる。天面や側面、リム部分、ホールの内側など、研磨痕の方向はそれぞれ異なるため、色が乗らずとも表情は豊か。「鍛造」「削り出し」をわかりやすくアピールしたいならブラッシュドで決まりだ。

ブラッシュド

 一方、光沢感が欲しい人にはダイヤモンドブラックを推したい。いわゆるハイパー系の塗料を使った輝度の高いカラーで、光を受けた部分は華やかなシルバー、影になった部分は黒っぽくツヤのあるガンメタ系と、明暗がくっきり表れるのが特徴。昼・夕方・夜と時間帯によって違った表情を見せてくれるし、見る角度でも大きく雰囲気が変わる。飽きずに愛用できそうだ。

ダイヤモンドブラック

 センターキャップはブラッシュド用、ダイヤモンドブラック用と、それぞれ色合いや質感を揃えた専用品が付属。その中央にはブランドの頭文字であり、鍛造ホイールであることを示す「F」の文字が誇らしげに浮かぶ。

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