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オシャレなアウトドア遊びなら「ベルランゴ」&「リフター」で決まり! 最新フランス車は実用性にも抜かりなし

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: Stellantisジャパン/Auto Messe Web編集部 米澤

カーサイドタープもアップデート

 加えて、アウトドアや車中泊で大活躍してくれる純正カーサイドタープの進化版(Ver.2)が、2022年2月に発売されているのだから完璧だ。具体的には、Ver.1よりタープの室内空間が拡大され、メッシュウインドウを追加し、ルーフに水がたまりにくい構造になるなど、使い勝手がさらに良くなっているというわけだ。

純正用品のカーサイドタープが2月にバージョンアップしたばかり

走破性を求めるなら「リフターGT」

 クルマとしての基本性能でも、最低地上高は180mmとクロスオーバーSUVとしてはけっこう本格的。リフターGTグレードには、FFながらヒルディセントコントロール付き(下り坂で速度を5km/h以下に抑えてくれる)アドバンスドグリップコントロールが付くなど、悪路の走破性もなかなかなのである。

リフターGTにのみ「アドバンスドグリップコントロール」が付く

 日本のアウトドアシーン、キャンプ場では国産のSUVやワゴン、ミニバンばかりなだけに、こうしたオシャレな輸入フレンチクロスオーバーSUVが目立つことは間違いなし。デザインの独創性ならベルランゴだが、SUVテイストの強さではリフターということになるだろう。

ほぼ同じパッケージながらリフターの方がSUVテイストが強い

 ただし、あれば絶対に便利な両側スライドドアは、両車全グレードともにノンパワー。国産ミニバンなどの、リモコン操作やハンズフリー開閉もOKなパワースライドドアに慣れている人にとっては、開閉の重さ、手間は覚悟……である。まっ、アウトドアライフの充実度には直接、関係ないですけど……。

再度のスライドドアは手動

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  • 再度のスライドドアは手動
  • 天井周りにも収納スペースがたくさん
  • 専用のベッドキットは大人2名でも快適に車中泊可能
  • 移動中は収納棚として利用できる
  • バックドアに独立してガラスハッチが開閉する
  • ほぼ同じパッケージながらリフターの方がSUVテイストが強い
  • リフターGTにのみ「アドバンスドグリップコントロール」が付く
  • 2列目シートはほぼフラットに床下格納できる
  • 純正用品のカーサイドタープが2月にバージョンアップしたばかり
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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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