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半ドア知らずで耳の良いワンコにも優しい! 「イージークローザー」が愛犬家のマストアイテムだった

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: 青山尚暉/Auto Messe Web編集部

デメリットは壊れると決して安くない修理費用が必要なこと

 ただし、しっかり機能してくれるうちはいいこと尽くめなのだが、これが一度壊れると意外に高い。新品部品だと2~4万円程度というのが相場らしく、非イージークローザー車であれば、そんなトラブルとは無縁だが、装着車だと部品の当たりハズレもあるかもしれないものの、使い方が荒かったりすると結構壊れることがある。故障すれば当然手動ドアになるだけじゃなく、手動で閉めようにも完全に閉まりきらないため、恥ずかしいことにガムテームなどで応急処置することになるのだ。さらにミニバンのスライドドアだと、閉める際これまでにない最悪な重さを経験することになる。キーレスエントリーのイメージ

 また、ドアやバックドアが引き込まれるところで反応が鈍くなっていたり、ギュ~とか変な音がし出すと要注意。よくある原因は、モーターまわりの接点不良や腐食、ヒューズ関係が多いらしいのだが、モーターまわりを点検するには、ドアの内張りをはがしての大作業となってしまう。もちろん、素人が簡単にできるものではなくプロの修理が必要で、部品代のほか作業工賃もかかるから壊れると相当やっかいであることを知っておきたい。電動スライドドアと愛犬

 とはいえ、イージークローザーのメリットは、使い勝手の面で絶大であることは否めない。滅多に壊れるものでもないので、とくに中大型ミニバンなど、スライドドアが大きく重いクルマの場合は、不可欠と言っていい機能だと考えたい。また、愛犬をクルマに乗せた状態でバックドアを開け閉めする機会が多い愛犬家にとっても、聴覚に優れた犬に優しい電動パワーバックドア、またはイージークローザー機能はぜひとも欲しいところである。

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  • ラゲッジで佇む愛犬2頭
  • 電動スライドドアのイメージ
  • イージークローザーのイメージカット
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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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