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見た目より実を取るならSUVよりミニバン! 予算100万円で狙える「アウトドア」での万能っぷりが半端ないモデル6選

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

三菱デリカD:5

 ところで、冒頭で触れたデリカD:5も、元をただせば2007年デビューだから、今とはフロントグリルまわりのデザイン、走行性能で大きな違いがある。少し古い2010年前後のモデルであれば、予算100万円で手に入れることができる。三菱デリカ

 デリカD:5はミニバンの皮をかぶったSUVであり、最低地上高がたっぷりあるため、スライドドア部分のフロア高は535mm(1段目は450mm)と高い。ラゲッジルームの開口部地上高も620mmと、Mクラスボックス型ミニバンと比べて高まるものの、室内空間は広大。

三菱デリカ 2-3列目席スルー空間はなんと265mmもあり、大人でも楽々室内移動が可能。スライド機構を持つ3列目席を最後端位置にセットすると、ラゲッジルームの奥行きは160mmでしかないものの(現行型でもパッケージは不変)、3列目席を最前端までスライドさせれば、最大500mmの奥行きになる(3列目膝周り空間は0mmだが)。三菱デリカ

 1/2列目席の使用なら、荷物の積載力は十分になる(ラゲッジルームの床下収納はなし)。ちなみに、Mクラスボックス型ミニバンと比べ、3列目席のシートサイズはより大きく(特に座面長で、Mクラスボックス型ミニバンの2列目席に相当する490mmもある)、かけ心地もなかなかだ。

ホンダ・フリード/トヨタ・シエンタ

 このほか、より年式の新しい中古車が手に入る、アウトドアで活躍してくれるミニバンとしては、5ナンバーサイズで乗れる先代ホンダ・フリードの後期型となる2015年式や、なんと現行型の2017~2018年式のトヨタ・シエンタも100万円以下で探すことができるだろう。3列目席をスルリと床下格納すれば、広大なラゲッジスペースが出現。大型犬とのアウトドアにも最適と言っていい。トヨタ・シエンタ

 フリードは先代から3列目席を取り払った、大容量コンパクトワゴンとも呼べる仕様=フリードスパイクもある。アウトドアに出かける乗員が1~4名であれば、3列シートミニバンではないものの、荷物の積載力優先で、移動する隠れ家のように使えて車中泊対応もばっちりな2列シート版を選ぶのも手だ。2013年式まで遡れば、ハイブリットモデルの選択も可能となる!!ホンダ・フリード

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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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