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日本にこんなにジュリアがいたのかと衝撃必至! アルファロメオだらけの「カフェ・ド・ジュリア」が開催

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典

アルファロメオ ジュリア・シリーズの本質を伝える活動

 毎年、春に開催されている「CAFE DE GIULIA(カフェ・ド・ジュリア)」。第1回目(2003年)から、参加対象車両となるアルファロメオ ジュリア・シリーズ(105/115系)のオリジナル度を重要視してきた。そのため、仮ナンバー車および違法改造車での参加は不可となっている。

 当イベントを主催しているクラブ・ビッシオーネは、1990年に発足。以来、年数回のツーリング、会報の発行、新年会などといった会合の実施をおもな活動内容としつつ、2003年からはカフェ・ド・ジュリアの企画、運営も重要な責務となっている。

オリジナルのよさを再確認するためにイベントを開催

 去る4月10日、埼玉県行田市の「古代蓮の里」にて開催されたCAFE DE GIULIA 2022の会場で、クラブ・ビッシオーネの会長であり、カフェ・ド・ジュリアの実行委員長でもある田所さんにイベントを開始した当初のことを伺うことができた。カフェ・ド・ジュリア

「ジュリア・シリーズが参戦できるレースが始まったことにより、みんなモディファイし始めたんですよ。それで、ノルマーレ(ノーマルを意味するイタリア語)のよさをアピールするためのイベントも必要と思い、カフェ・ド・ジュリアをスタートさせました」

 ちなみに今年のカフェ・ド・ジュリアは事前参加受付をしなかったので、開会前に“どのぐらい集まるのだろう?” と思っていたら、これまでと同じように総参加台数は54台だった。そのうちの4台が女性ドライバーで、今後、ますます増えることになるのかもしれない。カフェ・ド・ジュリア

各モデルの佇まいやディテールの違いなどをチェックすることができた

 カフェ・ド・ジュリアは車両を展示するタイプのミーティングなので、会場内に並べられたジュリア・シリーズは最初から最後までずっと置かれたままとなる。無料で見学できる会場内に105/115系のクーペ、ベルリーナ、スパイダーが並んでおり、各モデルの佇まいやディテールの違いなどをチェックすることができる。カフェ・ド・ジュリア

 毎回オリジナル度が高い車両および稀少車が集まるので、オーナー予備軍からの注目度が高いイベントとしても知られている。 筆者も1998年から愛用しているジュリア・シリーズは、オリジナル状態を維持し続け、定期的なメンテナンスさえ怠らなければ、一生乗り続けることができるタフなクルマだ。カフェ・ド・ジュリア

 クラブ・ビッシオーネのベテラン・メンバーたち(筆者の大先輩!)も、古くからジュリア・シリーズが頑丈であることを身を以って体現し、世のアルファロメオ好きに呼びかけようと思っていた。そのようなジュリア・シリーズの本質を知っている面々が、現役オーナーおよびオーナー予備軍とともにその丈夫さを再確認しているのが「CAFE DE GIULIA」ということになる。カフェ・ド・ジュリア

 オリジナル状態をキープしているクルマばかりが集まり、グランスポルト4Rザガートまで参加するカフェ・ド・ジュリアは、これからも重宝されていくだろう。カフェ・ド・ジュリア

【詳しくはこちら】

取材協力

クラブ・ビッシオーネ:http://clubbiscione.blog6.fc2.com/

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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