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パワーアップでタイム向上はちょっとカッコ悪い! ドラテク磨きに本当に必要なチューニングとは

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

サスペンションを強化した上でセットアップを覚えることが大切

 それよりも優先すべきはサスペンション。ノーマルのままで頑張っている人ならば車高調に交換、すでに交換しているならスプリングレートを見直すなど、パワーとは無関係な部分への投資を強くオススメしたい。直線の速さは変わらないのでインパクトに欠けるかもしれないが、車高/減衰力/アライメントを少し変更するだけで走りは変わるし、成功にしろ失敗にしろ試した分だけノウハウは蓄積されていく。もし即座にタイムアップに繋がらなかったとしても、ドライバーとしての引き出しは間違いなく増えるのだ。

 ウデを磨いてからエンジンをイジったほうがパワーを活かせるのは必然だし、タイヤやブレーキのセッティングも含めて考えれば伸びしろはさらに大きいはず。車高調サスペンションの装着

【まとめ】シャーシが脆弱だと結局は強力なエンジンは持て余すだけ

 もちろん暴力的な加速が面白いのは理解できるし、手っ取り早くタイムを出したい気持ちも分かる。しかしサーキットで『直線番長』は決して好意的な評価じゃなく、むしろ「パワーはあるけどウデはない」とネガな感情が込められる場合も多い。手に負えないパワーを持て余して振りまわされる姿ではなく、ライバルに直線で離されてもコーナーで追い詰める姿にこそ、サーキットを走る多くのドライバーは憧れを抱くはずだし、タイムアップの正統なプロセスといえるのではないだろうか。サーキット走行のセッティング

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  • エンジンチューニング
  • R34スカイラインGT-Rのサーキット走行
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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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