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進化っぷりがハンパない! かつて貧乏チューン感ありありだった「マフラーカッター」が再注目されるワケ

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: ケースペック/ブレーン/ジャオス/Auto Messe Web編集部

クオリティはスポーツマフラーレベル
手軽にカスタムできる人気アイテムに!

 あらためてマフラーカッターのメリットと人気の秘訣を考えてみよう。スポーツ系の車種であれば最優先すべきは排気効率だが、本格的なスポーツマフラーはステンレス製でも5~10万円、軽量なチタンになれば20万円を超えるケースも少なくない。0.1秒を削るサーキット走行ならともかく、街乗りメインなのでそこまで求めないというライトなユーザーも増えている。そんな人たちにとってはマフラーカッターは必要にして十分で、浮いたお金でほかをカスタムした方がいいと考えるドレスアップ派も多い。スポーツマフラーの装着

 ドレスアップ系のイベントで何度となくマフラーカッターだけの車両を見たが、下まわりを覗き込みでもしない限り本物のマフラーじゃないと気付くのは難しく、大抵はローダウンしているのでなおさら見分けが付きにくいのも事実なのだ。ブレーン製マフラーカッター

装着するメリットは限りなく高い!
ただし正しい装着が必要不可欠

 また、汎用品ならアフターパーツの少ないマイナーな車種にも使えるし(※適合の有無は要確認)、加工すればさらにオリジナリティを追求できる点もうれしい。またカスタムが好きとはいえ自宅のロケーションや通勤する時間帯などから、音量の大きい社外マフラーを使いたくない人も一定数いるだろう。その点マフラーカッターであれば音量はノーマルと変わらず、早朝の出発や深夜の帰宅で近所の目を気にする必要もない。マフラーカッターの装着作業

 細かいことをいえばメインパイプの径が太くならないので、ローダウンしてもマフラーを段差や轍で擦りにくいのも利点。注意点としてはリヤバンパーから大きく突出しないこと、走行中に脱落しないようしっかり取り付けること程度だ。シンプルに純正との違いを演出するなら焼き色の付いてないステンレス製で、径もさほど太くしない『分かる人にしか分からない』仕様。マフラーカッターの装着状態

 ガッツリ目立たせたいなら鮮やかなチタンカラーで、出口の本数/形状/向きをガラリと変えてもいい。マフラーカッターはパワーやトルクこそ上がらないが、アイディア次第で本物のマフラー以上に見た目をイメージチェンジできる、ドレスアップに欠かせないパーツといえるだろう。

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  • マフラーカッターの装着作業
  • マフラーカッターの装着
  • チタンブルーグラデーションのマフラーカッター
  • 純正マフラーのマフラーカッター
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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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