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いかに信頼関係を築けるかが大事! ディーラーとの付き合い方で決まる幸せなカーライフの送り方

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TEXT: 佐藤幹郎  PHOTO: ホンダ/Auto Messe Web編集部

裁量も大きく百戦錬磨のセールス担当者が多い輸入車ディーラー

 とくに輸入車ディーラーの場合は、余程特別なモデルではない限り日本車よりもセールス担当者の裁量(値引き)が大きいと言われている。しかも輸入車ディーラーのスタッフは日本車ディーラーよりもいい意味で転職が盛んで、渡り鳥と呼ばれるさまざまなブランドの販売店を渡り歩いている人が多く、いろいろなタイプの顧客を見てきている。例えば新規で来店したお客さまが輸入車慣れをしているかどうかや、なにをご所望なのかを見極める、確かな目を持っていることが多い。フォルクスワーゲンの新車ディーラー

 また、輸入車の場合は1台売ったら、その後も何台も同じディーラーで購入してくれるお客さまが多く、優良顧客を紹介してくれることが多いというのも特徴だ。それはセールス担当者にとってはありがたく、売り上げのベースになっているセールスもいるほど。となれば、優良顧客のためにできる限り最大限の条件を提示しようという志向が働くのは当然のことで、セールス担当者とお客さまの間にはwin-winの関係が成り立つというワケだ。

輸入車の売り上げは意外にも平日に稼げることが多い

 そして某プレミアム輸入車のセールスに聞いた話だが、「平日はディーラーにいるようにしています。いつ誰が知人を連れて来店されるかがわりませんから……。なので土日は休んでも大丈夫ですね(笑)。うちは一見さんはほとんど来ないので、平日のゴルフ帰りなどに寄ってくださるお客さまが来店するタイミングが重要です」と言う。フォルクスワーゲンの新車購入商談

 ただし、そのようなプレミアムブランドでも手ごろな価格の廉価モデルが発売されると「土日も出勤ですよ。○○が発売されてから、流れが変わりました。紹介がメインなのは変わりませんが、初来店のお客さまも無視できないので大変です……」と言う。しかし輸入車の場合は、依然として友人や知人の紹介が売り上げにつながることが多く、過去に何台も購入してくれてさらに優良顧客を紹介してくれるお客さまが目の前にいると、やはり中途半端な値引きはできないそうだ。

車検やメンテナンスもディーラーを有効活用すべし

 さらにクルマを購入したあとのディーラーとの付き合い方にも触れておきたい。日本には厳密な車検制度があるため、自動車関連業者が一時的に使うことがある仮ナンバー車は別にして、車検を通さずに公道を走らせることはできない。つまりクルマを買うということはそのディーラーと長く付き合うことになる。

 これはかなり個人的な意見になり反論もあるかもしれないが、日本車でほぼ壊れることがない最初の3年目や5年目の車検はディーラーで行い、トラブルが出始める3回目や4回目の車検をユーザー車検や格安車検で済ませている人が意外にも多いこと。これが不思議でクルマが疲れてきたころだからこそ、真摯に愛車に向き合ってメンテナンスしてくれるディーラーに行くべきだと考えている。新車ディーラーでメンテナンス

 もちろん、経年数や走行距離がかさんでくると車検後のトラブルを回避するために、予防的なメンテナンスとして、多少劣化したパーツの新品交換を奨めてくるサービス担当者がいるのは確か。ただ、それは「ボッタクってやろう!」という悪巧みではなく、車検後の2年間をノントラブルで過ごしてほしいという本心であると理解するほうが正しい。

 とはいえ、車検はどうしても出費が大きくなるし、そこでディーラーのサービス担当者と常日頃から密にコミュニケーションを取っておくことで、要交換の部品と次回の車検時で問題ない箇所を精査でき、出費を一時的に抑えることも可能になる。つまり、遠慮せずに率直な意見をぶつければ、それに応えてくれる場合がほとんどで、良くも悪くもディーラーを「使う」ぐらいの気持ちで遠慮しないことが大切だ。

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