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車いすの人も乗り降りが大変な人も快適に移動できる! 新型ホンダ・ステップワゴンは福祉車両もユーザーフレンドリーだった

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: 青山尚暉/Auto Messe Web編集部

シートに腰かけたまま乗り降りさせてくれる親切機能!

 さて、ここではスライドドアからシートに腰掛けたまま2列目席左側席に乗り降りできるサイドリフトアップシート車を実体験してきたので、そのレポートをお届けする。

 サイドリフトアップシート車はリモコンでの操作によって、まずはスライドドア開口部から2列目席キャプテンシートタイプのサイドリフトアップシートを外に出し、そこに乗車。そのあとがすごく、実測で開口幅760mm、開口高1260mmのスライドドアの開口部から、まるでロボットのように、センターピラーや助手席に接触しないよう、電動でサイドリフトアップシートを2列目席助手席側の定位置まで、見事な電動動作で動かしてくれるのである。

サイドリフトアップシート車を体験

もちろん乗車中の快適さにも抜かりなし

 動作はスムースかつ静か。足元には新型ステップワゴンの注目点であるオットマンならぬステップが備わり、足の置き場(ブラブラしなくて済む)もあり、乗る側の姿勢や足元の置き場にも見事に配慮されているからうれしい。もちろん、シートそのもののかけ心地も新型ステップワゴンのキャプテンシートに準じているから快適そのものだった。新型ステップワゴンは福祉車両も極めてユーザーフレンドリーなMクラスボックス型ミニバンだったということだ。

 なお、新型ステップワゴンの福祉車両はガソリン車のスパーダに用意され、車いす仕様車は355万5000円~。ここで試乗したサイドリフトアップシート車は339万6000円~となる。消費税は非課税である。

シートの脇に乗降操作スイッチも備わる

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  • 5月末にフルモデルチェンジしたホンダ・ステップワゴン
  • 車いす仕様のスロープはアルミ製
  • サイドリフトアップシート車を体験
  • シートの脇に乗降操作スイッチも備わる
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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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