意外と知らない夏キャンに潜む「危険性」とは? 場合によっては冬キャンよりハードな酷暑キャンプの対処法 (2/2ページ)

できる限りの冷感対策の実践!

 夏キャンプを涼しく過ごすためにはキャンプ道具のセレクトも重要だ。地熱から身体を遠ざけるためにも、就寝時には通気性に優れるコットを使いたい。キャンプマットを使うのであれば銀色の面を地面側にすると、地面から熱や湿気をカットしてくれるので快適性はアップする。その上に冷感シーツを敷くなどの工夫をすれば完璧。もちろん、テントはベンチレーターを開け、メッシュテントやメッシュのスクリーンを備えているものを活用するのも賢い方法となる。家電製品として充電式のサーキュレーターも販売されているので、テント内部の空気を循環させて気温を下げるのも効果的だ。

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 さらに衣服は通気性が良く汗を吸収する素材を選び、炎天下に出るのであれば熱を吸収しにくい白系のハットやキャップを装備しよう。首筋や耳の裏の火やけを防止するためキャップの後部にフラップが付いたアイテムや通気性が良くツバの広い麦わら帽子も効果的だ。最近では水に濡らすことで冷えるタオルやアルコールの気化熱作用を利用した冷感スプレーも市販されているので、用意しておけば快適性は大きくアップするはずだ。

熱中症対策で料理やドリンクにこだわる!

 夏キャンプでは食材にもひと工夫を加えたい。レタス、キャベツ、ホウレン草、キュウリ、ナス、トマトなどの夏野菜は体を冷やす効果があり、BBQのときにサラダとしてメニューに加えよう。トマトやキュウリは水分量も多い上、カリウムが豊富に含まれているので汗をかく夏キャンプの脱水防止にも効果的だ。もちろん、熱中症対策として水分補給は必須。利尿効果の高いコーヒーやお茶、ビールなどを避け、カフェインが含まれていないミネラル麦茶を摂ることをおすすめする。効果的に水分とミネラル分を補給すれば、食欲低下や筋肉疲労(足がつる)などのトラブルも防止できる。

 そして、夏キャンプのイチオシがクエン酸だ。クエン酸は炭水化物をエネルギーに変えてくれると同時に、疲労の原因になる乳酸を取り除いてくれる効果があるので、梅干しやレモンを積極的に摂るように心掛けよう。だからといって梅チューハイやレモンサワーの飲み過ぎは禁物だ!夏野菜の料理画像はこちら

 最近の猛暑、酷暑、熱帯夜の猛威は尋常ではない。そんな環境での夏キャンプは命の危険と隣り合わせである事を忘れないでほしい。気分が悪くなったり、体調がすぐれない時には速やかに涼しい場所に避難すること。首筋や脇の下、太股の内側にある太い動脈部分に氷や冷たいタオルを当てて体を冷やし、それでも症状が治まらない時には専門医、または救急車を呼んで適切な処置を施してもらおう。キャンプはあくまでも「趣味」であり、命をかけて行うことではないのだから。