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「4WS」や「クルコン」「燃費計」は未来感たっぷりの装備だった! 登場時にワクワクさせられた当時の「最新テクノロジー」とは

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TEXT: 近藤暁史(KONDO Akifumi)  PHOTO: トヨタ自動車/日産自動車/本田技研工業/Auto Messe Web

  • 4WSのプレリュード

  • 2代目プリウスの燃費表示画面
  • S13のウインドウディスプレイ
  • 4WSのプレリュード

新たな機能が搭載されたときはワクワクするもの

 自動車の進化というのは凄まじいものがあり、もうネタが尽きただろうと思いきや、さらに進化して驚くことはよくある。また、今までに考えられないような装備が実用化された場合も同様だ。今回は初採用時に衝撃だった装備についてまとめてみた。

ひと目でわかる「燃費計」

 どのクルマが最初だったのかは不明だが、2000年代に入って急激に増えた装備で、最初は1990年代の輸入車に採用されていた。ちなみに輸入車は最初のころ、100kmを走るのに何リッター必要かという表示で、1Lあたりの走行距離は頭の中で計算する必要があった。いずれにしても、それまでは満タン法で測っていただけに衝撃だった。

当時は近未来感たっぷりだった「ウインドウディスプレイ」

 最近とくに増えており、その表示内容も細かいが、1988年に登場したS13型日産シルビアに装備されたときは驚愕したものだ。戦闘機の照準器のようにガラスに映し出すのはなんとも未来的で、デートカーにもピッタリの装備だった。ただし、当たり前だが、助手席からは見えなかったのは残念であった。

S13のウインドウディスプレイ

車両情報を把握できる「マルチファンクションディスプレイモニター」

 R34型日産スカイラインGT-Rに採用されてワクワク感がハンパなかったのが、マルチファンクションディスプレイモニターだ。インパネ中央に付いている小型のモニターに水温や油圧、油温などが表示されるもので、いくつかの表示パターンを選ぶことができた。それまでもアナログ表示ではあったものの、いくつもの機能を画面に表示するというのは画期的だった。

手回しタイプから超進化した「電動サンルーフ」

 今では電動が当たり前というか電動しかないが、もともとは手動が当たり前でくるくるとハンドルを回すと開け閉めができた。国産初の電動サンルーフとなったのが1978年に登場した初代プレリュードで、スムースに電動で動くのは画期的だった。

見るからに後輪が動く4輪操舵システム「4WS」

 こんなことができるんだ、と衝撃だったのが4WSで、1987年の3代目プレリュードに世界初の機械式が採用されたのは当時、大注目だった。現在の4WSは高速走行時だったり、作動幅が小さかったりするが、プレリュードのものはピョコンとかなりの幅で作動してとてもわかりやすかった。クルマ好きに見せて自慢するという光景がよく見られた。

スーパーカーの代名詞「リトラクタブルヘッドライト」

 日本車初はお馴染みのトヨタ2000GT。1970年代後半から1980年代に入ると、スポーツカーだけでなく、クーペでも採用が進んだ。リトラクタブルヘッドライトといえば、スーパーカー。それと同じ装備が普通に存在していること自体がワクワクだった。

快適なドライブを可能にする「クルーズコントロール」

 今や自動運転機能のひとつにもなっているクルーズコントロール。意外に古くからあり、初採用は1964年のトヨタ・クラウンエイト。1981年にはホンダがアコードに搭載し、現在のようにステアリング上へスイッチを設置した。1990年代にはかなり採用が進み実用車にも装備されるようになったが、今で言うところの自動運転的な機能のようで驚いた。現在のように完全な電子制御ではなく、アクセルはワイヤーで引っ張っていた時代だ。

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