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マフラーメーカーがBBQコンロ!?「FUJITSUBO」からタイコ型の蒸し器も登場! クルマ好きの心を掴んだアウトドアアイテムとは

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: 西川昇吾/FUJITSUBO

  • フジツボのアウトドアグッズと女子

  • バーベキューコンロ
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まったくジャンルの違うアイテムを生み出した理由とは

マフラーメーカーとして有名なFUJITSUBO。アフターパーツはもちろん、日産GT-Rなどハイパフォーマンスモデルの純正マフラーも手掛けている。そんなFUJITSUBOだが、近年はアウトドアアイテムにも力を入れているのだ。マフラーメーカーが手掛けたアウトドアアイテムは、どのようにして誕生したのだろうか?

社内で作ってみたBBQコンロがSNSで話題に

最初は「贈り物などで良いお肉を戴いたときに使えるコンロが欲しい」という理由がきっかけとなったそうだ。それならば、バーベキューコンロを購入するというのが一般的な考えだが、そこはものづくりをしているFUJITSUBO、端材や余ったマフラーのタイコを使い、バーベキューコンロを製作した。これが現在販売されているバーベキューコンロ、TAICOsanの原型である。

これを社員たちで使用して楽しんでいたわけだが、実際の世間の反応を知りたいと思い、エイプリルフールにSNSへと投稿してみたという。これが反響を呼び、問い合わせが殺到。中には海外からの問い合わせもあったそうだ。

こうしたエイプリルフールでの反響を受けて、さっそく製品化へと動き始めた。SNSだけでなく、リアルでの反響も見たいということで、キャンプやバーベキューといったアウトドアを楽しみながらモータースポーツ観戦をする観客が多い、スーパー耐久の富士24時間耐久レースに持ち込んで披露したのが昨年のことであった。こちらでも高評価を受け、製品化実現が具体的に見えてきたという。

その後は社内テスト(という名目のバーベキュー)を重ね、実用を考えた場合の改良を加えていった。具体的な改良ポイントとしては、エキゾーストの頭文字であるEXHを模した空気取り入れ口の採用、ステーを工具の要らない脱着式に変更したことなどが挙げられる。

バーベキューコンロ

名称は「SMITH SUSono」に決定

こうして完成した量産品を2023年1月の東京オートサロンで発表し、大きさの異なる3つのバーベキューコンロとテーブルを4月から販売開始した。これらのシリーズは「SMITH SUSono」と命名。その名前の由来は「ステンレス(SUS)」とFUJITSUBOの拠点である裾野市(SUSONO)からきている。

現在はステンレスおよびチタンの皿、またマフラーテールを模した蒸し器なども用意されている。この蒸し器を使って燻製料理を作る社内テストも実施しており、その結果は好評だったそうだ。

今後はそのほかのアウトドアアイテムも開発予定となっていて、ラインアップを広げていく予定とのこと。

現在これらのアイテムは公式ホームページと楽天の公式オンラインストアで購入可能。テーブルなどはガレージに置いておいても満足感が高いアイテムだ。また、好みの焼き色が選べる皿はビス類を置いたりとDIYでも活躍のシーンがありそうなアイテムだろう。

クルマ好きならば、クルマのパーツを模したアウトドアアイテムを使えば、より楽しくなること間違いなし。今後、どのようなアウトドアアイテムが登場するのか? SMITH SUSonoの新作が楽しみだ。

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