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クラシックやヤングタイマーなどのヘリテージなクルマの情報やヒストリーを発信します。イベントからオークション、メンテナンスまで紹介

父が遺したフォード「コンサル コーティナ」で家族の思い出とともに走る最後のラリー!

家族の思い出を乗せてきたフォード「コンサル コーティナ エステート(以下:コーティナ エステート)」で、クラシックカーイベント「ミルキーウェイ・ブルーアイランド・ラリー(以下:ミルキーウェイ)」に参加していた山本さんご夫婦。このクルマには、亡き父と過ごした時間が色濃く刻まれています。最後の開催となったミルキーウェイを、ご夫妻は特別な思いを胸にハプニングも楽しみながら走り抜けました。コーティナ エステートは、これからも変わらず家族の記憶をつなぎ続けていきます。

「アメ車はダメ」って当時の常識を覆した!乗ったからわかったキャデラック「セビル」の魅力【クルマ昔噺】

モータージャーナリストの中村孝仁氏が綴る過去の経験談を今に伝える連載。当時、日本では「アメ車=大きい・燃費が悪い・走らない」という固定観念が広がっていましたが、選んだキャデラック「セビル」はそのイメージを覆す一台でした。静かで滑らかな横置きV8、意外な経済性、そして比類なき快適性。ベンツEクラスとも並ぶ価格帯でありながら、あえてセビルを選んだ日々は、今も鮮明な思い出として残っています。

レース参戦を果たせなかった悲運のマシン! 幻のレーシングカー「P70」が約1億700万円で落札

世界の一流オークションでは、文献などでしか知るすべのない伝説級のお宝が、突然出品されることがあります。世界最大級の自動車イベント「モントレー・カーウィーク」で開催されるオークションのひとつ、RMサザビーズ北米本社主催の「Monterey 2025」は、この種の国際オークションとして間違いなく世界最大規模です。今回はデ・トマソ創成期にワンオフ製作された幻のレーシングカー「P70」に注目。そのオークションレビューをお届けします。

生産台数わずか200台!ランチア「デルタHFインテグラーレEvo I」のホモロゲ仕様が2570万円で落札

毎年8月、カリフォルニア州モントレー半島で開催されるモントレー・カーウィークは、世界中の自動車エンスージアストが注目する一大イベントです。その中で行われたRMサザビーズのオークションに、ランチア「デルタHFインテグラーレ エヴォルツィオーネ」が出品されました。通常のエヴォIIや限定車よりも高値がついたこの個体は、なぜこれほどまでに評価されたのでしょうか。その驚くべき背景に迫ります。

メルセデス・ベンツ「Eクラス」ルーツは戦後復興の一翼を担った小さな実用車!

自動車の歴史とともにメルセデス・ベンツが得意とする大型高級車とは一線を画す、実用的な小型車を発表したのは1931年に登場した170でした。このモデルは、第2次大戦戦後も生産され、後のコンパクトシリーズ、そしてEクラスへとその血脈は受け継がれていきます。そして、今後もメルセデス・ベンツの中核モデルとして新世代を担う存在であるといえるEクラスの歴史を紹介します。

エンジンまで異常に美しい「ブタケツローレル」! なんとオーナーはいすゞマニアだった

毎月第1日曜日、早朝の奥多摩で開催されるモーニングミーティングには、数多くのいすゞ車が集まります。会場はまるでカーショーのような雰囲気に包まれますが、そのなかで異彩を放っていたのが、異常なまでに美しい日産2代目「ローレル(通称:ブタケツローレル)」でした。今回は、いすゞ車マニアがセカンドカーとして楽しむこの1台を紹介します。

常に時代の風雲児だったホンダ歴代「プレリュード」!日本初装着アイテムなど斬新技術を満載【カタログは語る】

新型ホンダ「プレリュード」が登場したことで、歴代モデルが再び注目を集めています。1978年の初代から始まり、独自のデザインや革新的なメカニズムで時代ごとに存在感を示してきたプレリュード。電動サンルーフや4WS、VTECなど、多彩な先進装備で常にクルマ好きの心をつかんできました。ここでは歴代モデルをカタログで振り返り、その進化の軌跡を追っていきます。

メルセデス・ベンツ300SLのエンジンを搭載した激速トランスポーター「ブルーワンダー」

第二次世界大戦後、レースから遠ざかっていたメルセデス・ベンツは、1954年のF1に挑戦することを決めました。エンジンの開発コードナンバーW196。このユニットは通称「300SLR」と呼ばれるスポーツカー選手権用のマシンW196Sにも搭載されました。それと同時に1955年のモータースポーツシーズン用の高速レーシングカー・トランスポーターをワンオフで製造したのです。その名前は「ブルーワンダー」。じつはこの高速レーシングカー・トランスポーターには、初めてガルウィングドアを採用した300SL(W198型)と同じ3L直6エンジンが搭載されていたのです。

 

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