F1にターボを供給する「IHI」の子会社がアフター市場に本格参入


チューニングメーカーと新製品を共同開発
再生タービンの品質管理も同時に推進する

黄金期のホンダのF-1エンジン(現行のパワーユニットも)をはじめ、フェラーリF40や488GTB、メルセデス・ベンツなどにターボを供給している日本メーカー「IHI」。
同社が、2014年にアフターマーケット専用に立ち上げた100%子会社の新ブランド『クローバーターボ』を2017年東京オートサロンに出展した。

写真は日産R35型GT-Rのタービン(左バンク)。IHIのタービンは純正部品として採用されている。

 

 

現在は、東名パワードおよびモンスタースポーツと新型タービンを共同開発中。

東名パワードはスバル車用(レガシィ)のハイパフォーマンスタービン。

モンスタースポーツと共同開発するのはスズキの軽自動車のチューンドタービンだ。

 

 

これまでIHI本社では対応しきれなかった、用途別の細かいサイズ設定やタービン特性を持った、チューニング用のターボの開発供給に力を入れていく方針を打ち出している。

 

と同時に、中古品や消耗したターボチャージャーを利用して再生したリマニターボチャージャーの部門も強化。
これまでターボチャージャーのオーバーホールというと、再生専門業者だよりだったが、なかには純正部品以外のアジア製の部品を使ったオーバーホールで、精度や耐久性に難のあるものもチラホラと……。

その点、IHI直系のクローバーターボの『リマニターボ(リマニュファクチャリング=再生)』なら、文句なしの信頼性を実現できるという。

リマニターボだけでも3種類をラインナップしているとのこと。
「ブルーラベル」は、新品部品のみを使用し、新品同等の品質を確保。
「グリーンラベル」が、タービン軸、ベアリングハウジング、コンプレッサーインペラ等の主要部品とメタル関係の消耗品を新品交換。価格を抑えながら、新品に近い性能を維持する。
「シルバーラベル」は、消耗品以外の全ての部品を再生し、リーズナブルな価格を設定する。

2017年以降、ターボの世界で急速に知名度が高まっていくブランドに違いない。

クローバーターボ http://www.ihi.co.jp/ctj/cloverturbo/index.html

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