男のロマン!ガレージライフで進む二極化【ガレージングEXPO】


国内唯一のガレージ展示会に潜入
愛車が似合うタイプが選べる

日本で唯一と言われるガレージショー「ガレージングEXPO(6月8~11日)」が、東京ビッグサイトで開催。
住宅総合展示会の構成のひとつとして組み入れられた展示会で、ガレージドア/シャッターのコレクションや、主にバイクオーナー向けのガレージメーカー/インポーターが出展。隣接するスペースには新旧織り交ぜたヴィンテージカーも展示されており、クルマ/バイク好きなら思わずじっくり見たくなる内容だった。

メインとなる出し物が、ガレージドアメーカー4社を集めたデモスペース。巻き上げる(シャッター)タイプ、パネルで構成し跳ね上げる(ライズ)タイプなどが並んで展示されているので比べながら見ることができる。デザインや細かい仕様、特徴など、各社の違いはあるが、すべて手動/電動リモコンによる天井方向へ引き上げるタイプだ。

 

細やかな配慮で安全性を強化した
『メタルフラットドアーズ』と『エレガノ』

話を聞くと、各社とも打ち出したいのは「デザインと安全性」という回答が多かった。
安全性はクルマやガレージにせよ共通のニーズだろうが、ガレージドアの輸入製造元として20年以上の実績を持つレムコ『メタルフラットドアーズ』は、ドア開閉時に起こりえる手の挟み込み防止機能を採用。構造上の隙間や段差を小さくすることで安全性を高めている。
加えて、光電管センサーやサイドフィンガープロテクションなどで対策を強化した。
シャッターメーカーの雄、三和シャッター『エレガノ』は、ドア開口面を4cm間隔で検知する多軸エリアセンサーを採用。障害物による負荷(力や抵抗)を感じ取り、自動停止する負荷検知機能も備える。
また、オプションとしてLED照明をチョイスすることで、開閉時に自動点灯するから、安全機能としてもイルミネーションとしてもオーナーの満足感を高める。

オーナーのニーズにあわせた
『K・ダヴィンチ』のガレージ提案

もうひとつの訴求ポイント、デザインについてはナチュラルな風合いの木目調、硬質感あふれるメタル調など、いろいろある。どんな風合いを求めるのかは、ガレージを家の一部として考えるか、単体で考えるのかで大きく別れる。
また、愛車が最新モデルなのかヴィンテージカーなのか、アメリカンなのかヨーロピアンなのか…。クルマとガレージのマッチングは、趣向性が多様だからひと通りの商品構成だけではニーズをカバーしにくい。
1930年代のフォードとともに出展した『K・ダヴィンチ』では、家やクルマ、ガレージにこだわりある施主からの依頼が多いという。商品としてガレージを販売する、というより施主のニーズにあった空間づくりが得意。
「湘南エリアを本拠としていることもあり、思い入れをお持ちのヴィンテージカー/輸入車オーナーからの問い合わせが多いです。こういうクルマだけどどんなイメージにしたらいいとか、こんなイメージに合ったガレージにしたいなど、オーナーの意向にあった空間を提案しています」(同社専務取締役 千村洋輔サン)。
実際、同社の出展ブースはガレージそのものではなく、独自空間の演出に注力。エイジングした外壁塗装に、あえて手作り(であることを表現した)のインテリアだ。当時のアメリカ人は(なんでも自分でやるのが基本)こんなイメージだったかもしれない……などど、空想してしまう。

 

後付けならば気に入った商品(ラインアップされているガレージ)を購入し、自分でカスタムしていくのもありだろう。逆に施主のニーズを聞き出し、それに叶うデザインや空間をカタチにしていく、という提案型のハウス/ガレージビルダーもある。自分でカスタムしていくもよし、プロの助言や提案を受けながらガレージやガレージ重視の家を作るもよし。

クルマそのもの同様、自分のこだわりでガレージングする悦び。
バイク/クルマいずれであっても、ガレージライフのビジネスと男のロマンは尽きることがなさそうだ。

 

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