空力性能を徹底追求
フォルムと機能の融合
「トムス」のエアロには、レースで培った技術を惜しみなく投入されている。
もはやエアロパーツというより”空力デバイス”と呼ぶのが相応しい。
すでにレクサス10系RC Fがリリースされているが、それとまったく同じコンセプトで製作された“空力デバイス”第二弾となるのが10系GS F用だ。
空気の流れをコントロールしダウンフォースを発生させ、コンマ1秒でも速く駆け抜ける。
レーシングカーさながらの製作過程を経て完成した「トムス」のレクサス10系GS F用は、もはやエアロパーツというより“空力デバイス”といった方がしっくりくる仕上がりであった。
- グリル下を持ち上げ空気をフロア下へ。両端は乱気流を低減する形状
- 凸型のリブは、フロア下とボディ側面の空気を分断。これも整流に効く
「やはり普通のGSとは違い、Fのバッチを掲げるコチラは、紛う事なきスーパースポーツセダン。当然サーキット走行も考えられた車輌ですから、10系RC Fと同様にレーシングカーの手法で開発しました」とトムスの高橋サン。
中央を持ち上げたフロントは、空気を積極的に腹下へと送り込む役割。そしてリアディフューザーで一気に空気を抜いて、ダウンフォースを発生させる。
- フロント側面はカナード状に。乱気流の原因である、タイヤハウス内への空気の流入を防ぐ
- サイドは幅広のパネル状で、フロア下とボディ側面の空気の流れを分断
- フロア下を通った空気は流速を増し、フィンで整流して一気に空気を抜く仕掛け。ベンチュリー効果でボディリフトを抑制する
- マフラーはチタン製で、軽量化と性能アップに貢献
幅広のサイド、前後両端のカナード状の突起は、ドラッグ低減を狙ったもの。
このようにすべての造形には意味があるのだが、全体のシルエットはスタイリッシュ。これぞまさしく、機能美といえる。
ヘッドライト、フロントフェンダー、Bピラー用のカーボンシートもラインナップ。貼るだけでスポーティかつイカツい姿にビジュアルアップする。
フロントディフューザー(カーボン製) |
¥172,800 |
サイドディフューザー(カーボン製) |
¥183,600 |
リアディフューザー(カーボン製) |
¥248,400 |
エキゾーストシステムトムスバレル |
¥248,400 |
カーボンシートヘッドライト |
¥23,760 |
カーボンシートフロントフェンダー |
¥23,760 |
カーボンシートBピラー |
¥12,960 |
カーボンドアミラーカバー(カーボン製) |
¥41,040 |
TOM’Sエンブレム |
¥10,260 |
トムス TEL0120-846-036 http://www.tomsracing.co.jp
(レポート:VIPスタイル編集部)
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