機能性とデザイン性を両立したマシニング加工
ゴールドをシックなイメージに変身させる
シャープに削ぎ落とされた10本スポークと、深くと落とされたセンターコーン。どこを取ってもスポーツホイールらしい精悍な表情を見せるのが『ワークエモーションシリーズ』の新作『RSα』だ。
1ピースホイール『ワークエモーションRSα』のモチーフになったのは、「ワーク」がスーパーGTでサプライヤーを務めるARTAのNSXとM6に装着される競技用ホイール。過酷なレースフィールドで勝つための理論を突き詰めた結果がこのカタチなのだ。
もちろん剛性面などの性能は本家に劣るが、見た者に走りを意識させるオーラを十二分に放っている。
例えば、10本のスポークはサイドにマシニング加工を施し、余計な贅肉を削ぎ落とす。レーシーなイメージを加速させるとともに、剛性をアップさせる効果ももたらしている。
さらにスポークの股のツインエアスクープ形状は放熱性をアシストし、デザイン面での差別化に貢献する。
PCDサークルに繋がるようにくり抜かれたスポーク。軽量化のための工夫であるとともに、センターパートのワンポイントにもなっている。まさに機能美と言える造形だ。
マシニングラインを引き立てるのは、新色のフォースゴールドマシニング(FGM)。
派手になりがちなゴールドをしっとりとした色味に抑えることで、スポーツホイールらしいスパルタンな印象をより一層際立たせる。
スパッと落とし込んだスパルタンなセンターパート。センターキャップはRSα専用となり、ブラックカラーで全体の印象を引き締める。スポークエンドはあえてアウターリム手前で落とす。リムフランジには窪みを設けて、ディスクとリムの境界をハッキリと区別させる。
レーシーさを盛り上げる専用エンブレム。対向にあしらった「WORK」の鋳抜き文字は、10本スポークのデザインにマッチする。フォースゴールドマシニング(FGM)のほか黒味のあるシルバーとマシニングの対比が楽しめるハイパーシルバーマシニング(HSM)と、グロス感のあるブラックが大人の魅力を放つグローリーブラックマシニング(GKM)の2色を用意。
サイズは17インチと18インチのみ。スポーティさを追い求めるオーナーには、これ以上ないほどの選択肢の一つと言えるだろう。
サイズ | HOLE-PCD | 価格(税別・1本) |
18×7.5J | 5H-114.3/5H-100 | ¥38,000 |
17×7.0J | 5H-114.3/5H-100/4H-100(4HにFGMは未設定) | ¥34,000 |
WORK TEL06-6746-2859(西日本)/048-688-7555(東日本)
http://www.work-wheels.co.jp
(レポート:VIPスタイル編集部)
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