わずかな駄肉をそぎ落とし軽量化
厚さ3mmで強靱な剛性を確保
『プロフェッサー』や『エグゼキューター』。VIPセダンオーナーからはその2種類のドレスアップ系ホイールの支持が根強いホイールメーカーが「SSR」だ。彼らの開発は常にサーキットから始まっている。だから「SSR」のホイールは、実戦至上主義に裏打ちされた説得力を持つのだ。
それを反映した最たるモデルがGTブランドであり、その最新作が『GT X01』。既存のハイエンドシリーズ“F”と、価格を抑えた“V”、その中間を繋ぐ新カテゴリー“X”の第一弾としてデビューした。
GT X01全体のデザインは、スーパーGTに投入されているレーシングホイールを忠実に再現。
大胆にくり抜いたセンターパート。スポークの付け根に刻まれたディンプル。左右非対称のスポーク形状。
大きく抉ったセンターパート。軽量化のため、極限まで贅肉を省く。スポーク付け根のディンプルで、グラム単位まで削り落とすというこだわり。
その全ては、レースで勝利するために計算された造形。わずかな駄肉もそぎ落とした軽量1ピースホイール。レプリカモデルではあるが、サーキットでも存分にパフォーマンスを発揮できるホイールなのだ。
GT X01では、通常のフローフォーミング製法から一歩進んだFFTーR製法を初採用。リム形状の最適化によって、リム厚は3mmまで削り落とすことに成功している。もちろん強度を維持したままで、だ。サイドを薄く削ぎ落としたスポーク。逆側にはリブを設けて、剛性を強化している。マット仕上げとすることで、スポーティな雰囲気をさらに高める。
フェイスはディスクの落ち込み具合の異なる3つのデザインを設定。最も角度がつくフェイスCでは、極上のコンケーブ感も楽しめる。まがい物ではない、本物のレーシーさを求めるオーナーの心に響くはずだ。スポークエンドはリムに繋げることで、剛性を確保。その奥にうっすらと見えるSSRロゴは、天面にマシニングを施し、しっかりと存在を主張する。
センターキャップは別売りにて対応する。愛車の足まわりに合わせて、フェイスの高さはスーパーロー(A)、ロー(B)、ハイタイプ(C)の3種類から選択できる。カラーは、ダークシルバーとフラットブラックの2種類だ。
GT X01サイズ&価格一覧
サイズ | 価格(税別) | フェイス | H/PCD |
17×7.0J | ¥37,000 | A | 4/100、5/100 |
17×8.0J | ¥39,000 | A | 5/100、5/114.3 |
17×9.0J | ¥41,000 | B | 5/100、5/114.3 |
17×10.0J | ¥43,000 | B | 5/114.3 |
18×7.5J | ¥41,000 | A | 5/100、5/114.3 |
18×8.5J | ¥43,000 | B | 5/100、5/114.3 |
18×9.5J | ¥45,000 | B、C | 5/100、5/114.3 |
18×10.5J | ¥47,000 | C | 5/114.3 |
19×8.5J | ¥49,000 | A | 5/114.3 |
19×9.5J | ¥51,000 | B | 5/114.3 |
19×10.5J | ¥53,000 | B | 5/114.3 |
インポートサイズ
サイズ | 価格(税別) | フェイス | H/PCD |
18×8.0J | ¥42,000 | A | 5/112 |
19×8.5J | ¥49,000 | A、B | 5/112、5/120 |
19×9.5J | ¥51,000 | B | 5/120 |
SSR TEL072-728-6700 http://www.rd-tanabe.com
(レポート:VIPスタイル編集部)
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