最大トルク+9.7kgf-mという
余裕あるパワーを発揮
前期モデルのトヨタ86で人気のあった『トムス・ハイパーコンプレッサーキット』に、後期モデル用が登場した。前期モデル同様パワー、トルク共に大幅アップ。さらに後期モデル用は、常用域でより使いやすくセッティングされたというが、真の実力をチェックしてみた。
【TOM’Sハイパーコンプレッサーキット86】
後期用のスーパーチャージャーと
LEDパーツを追加投入
「トムス」の『ハイパーコンプレッサーキット』は、ルーツ式を採用。これによるメリットは、比較的装着が容易でレスポンスアップに優れているということにある。
前期はノーマルが、最高出力147kW(200ps)/7000rpm、最大トルク205Nm(20.9kgf-m㎏)/6400〜6600rpm。これが前期用コンプレッサーキット装着で、最高出力170kW(232ps)/6400rpm、最大トルク278Nm(28.4㎏f-m)/3600rpmと、最大出力ノーマル比+23kW(32ps)と、最大トルクノーマル比+73Nm(7.5㎏f-m)まで上昇することができた。
後期は、ノーマルが、最高出力152kW(207㎰)/7000rpm、最大トルク212Nm(21.6㎏f-m)/6400〜6600rpm。これに対して後期用コンプレッサーキットは、最高出力175kW(239ps)/6000rpm、最大トルク307Nm(31.3㎏f-m)/4000rpmと、最大出力ノーマル比+23kW(32㎰)、最大トルクノーマル比+95Nm(9.7㎏f-m)と、トルクの太さに大きな進化が見られる。
これにより、前期でも優れたトルク特性を誇っていたわけだが、後期用になってさらに常用域での使いやすさが増したということになる。
グラフにあるように出力曲線を見ても、3000〜4000rpmあたりの盛り上がりがノーマルとは比べものにならないほどである。後期になってノーマルのパワーは若干上がったのだが、過給器を装着したクルマには太刀打ちできない。
ノーマルのパワー&トルクで満足できていないという人はぜひとも「トムス」の『ハイパーコンプレッサーキット』を試していただきたい。NAでは感じることができなかった走りを味わうことができるはずだ。また、後期になってのトピックとして新型テールランプが登場した。
トムスのテールランプは、デザインと性能に定評があり人気があったのだが、今回はスーパーカーを連想させる斬新なモデルとなっている。しかも今流行している“流れるウインカー”を採用している。
より個性的なリアスタイルを狙いたい人には打って付けのアイテムである。また、ウインカーミラーカバーも大注目のアイテムだ。トムスのLEDギアで、ハイセンスなクルマに仕上げてみよう。
流れるウインカーを搭載の新型テールランプ
トムスのLEDテールランプは、点灯時のLEDチューブによる特徴のあるデザインで人気を博していた。この度、86&BRZの後期登場に合わせてデザインを一新。どことなくスーパーカーを連想させるようなデザインで新型テールランプを発売したのだ。特徴的なのは、流れるウインカーを採用しているところ。下記バーコードから流れ方を撮影した動画にアクセスできるので、ぜひともご覧いただきたい。
ウインカーやウェルカムランプ機能を搭載!!
標準車のドアミラーアウターカバーを交換することにより、ウインカーやマーカーランプ、ウェルカムランプ機能を追加できる『LEDウインカーミラーカバー』。高品質のLEDを使用しているので、鮮やかな輝きを実現することができる。型式認証“Eマーク”対応のドアミラーウインカーなのだ。さり気ないドレスアップのワンポイントだけでなく、機能面のことも含めて装着を考えたいアイテムだ。
ハイパーコンプレッサーキット86 ¥780,000
LED TAIL LAMP for 86 ¥50,000
LED WINKER MIRROR COVER for 86 ¥34,000
トムス TEL0120-846-036
http://www.tomsracing.co.jp