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【問題】車検をパスできない可能性があるのは、どこでしょう?

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リヤワイパーレス仕様にしたときは
モーターの軸も取り外さないと危険

写真の中に、検査場によっては車検をパスできない可能性がある部分が1カ所あります。

それはリヤワイパーです。とはいってもワイパーを外すこと自体は違法ではありません。
ちなみに、フロントのワイパーは窓拭き機という安全装備なので、取り外すことは禁じられているだけなく、ブレードの状態も車検の対象となります。
リヤワイパーを取り外した状態で、問題となるのはモーターの軸。これが突起物と判断されると、車検をパスすることができないケースがあります。突起物

クルマのリヤビューのドレスアップで、バックドアなどをツルッとした面にするスムージング。リヤワイパーなども取り外されクールな印象に変身できるが、パネルの加工、ワイパーの穴を塞ぐなど、それなりの予算が必要だ。

しかし、意外にもリヤワイパーを取り外すだけで、リヤまわりの印象がスッキリするのも事実。とりあえず、ワイパーブレードとアームだけ取り外すというユーザーも多い。
しかし、ワイパーを動かすモーターの軸を外すのはなかなか大変。そのままにしていたり、軸の先端にアクセサリーを付けたりしている人もいる。

ところが、このワイパーモーターの軸が車検上で突起物と判断されることがあるのだ。
その理由は、自動車と人との接触等により人が負傷する危険性を減らす事を目的で、とくに平成21年以降に製作された乗用車は、昨年国土交通省や自動車検査法人、軽自動車検査協会が発表した外部突起に係わる基準によると、まず車検はパスできない。年式の古いクルマでも検査官の判断によっては、突起物と判断されるケースもあるようだ。
車検にパスできる、できないという問題より、リヤワイパーモーターの軸がむき出しなっているのは対歩行者に危険なことは間違いない。

ワイパーモーターの軸を取り外すには、モーター本体を外すのが一般的。ところが、問題はワイパーの軸があった部分の穴。ヤワなシールなどでは、雨漏りなどから車内やパネル内を汚してしまう。

そこでオススメなのが、「愛工房」がリリースする『ワイパーホールカバー』だ。カラーは、ホワイト、シルバー、ブラック、レッド、イエローの5色をラインアップ。外径は54mmなので、ほぼ車種を選ばずワイパーの穴を塞ぐことは可能だ。さらにリヤウインドウォッシャーノズル用もある。

裏側は、中心に硬いスポンジが付いているので、穴の大きさに合わせれば中心がズレずに装着できる。耐候性に優れる住友3Mの両面テープを使用しているので、剥がれなどの心配は皆無だ。
なお、スポンジは30mm(一般的な日産車用)と35mm(一般的なトヨタ車用)のほか、今回のサンプルカーのカローラフィールダーのように穴の直径が細く特殊な車種用としてスポンジレス仕様も用意している。

リヤウインドウウォッシャーノズル用のカバーは、外径20mm、スポンジの径は10mm。こちらもワイパーホールカバーと同じくホワイト、シルバー、ブラック、レッド、イエローの5色を用意する。

また、日産R32型スカイラインGT-Rのようなクーペでも、古くなってリヤワイパーまわりがサビなどで故障してしまったときのワイパーレス仕様にするときもオススメだ。

価格はカラーを問わず、ワイパーホール用のスポンジ35mmタイプ、30mmタイプ、スポンジレス仕様ともに2000円(税込/送料込み)。ウインドウウォッシャー用のスポンジ10mmタイプは500円(税込/送料込み)。

愛工房 TEL048-998-8899
http://www.megumikobo.jp/

 

(取材協力:田中オートサービス http://www.tanakaauto.com/)

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