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スズキのストリートスポーツバイク「GSX-S1000」シリーズのカラーリングを変更

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)

高揚感のある加速と軽快な走りが楽しめる

 スズキが、2015年に世に出したストリートスポーツバイク『GSX-S1000 ABS』と『GSX-S1000F ABS』の2019年モデルを発売。前モデルとの変更点は、ともにカラーリングのみとなる。

 ロードスポーツバイク『GSX-R1000』をベースに開発された『GSX-S1000』は、「狩りをする野獣」をデザインコンセプトに、低く構える野獣を想起させるボディ形状を採用。ネイキッドモデルと高速走行や長距離ツーリング時の快適性を高めるためのフルカウルモデルの2本立てをラインアップする。

『GSX-R1000』の998cc水冷直列4気筒エンジンをベースに『GSX-S1000』シリーズでは、高回転域の出力特性を損なうことなく、力強い低中速トルクにより街中やワインディングロードでの高揚感のある加速を楽しめる特性にしている。また、軽快なライディングが楽しめるように、軽量な高剛性アルミ製スイングアームの採用をはじめ、小型・軽量な車体に仕上がっている。

 3段階から選択可能なトラクションコントロールは、前後輪の速度、スロットルポジション、クランクポジション、ギヤポジションの各センサーの情報により、リヤタイヤのホイールスピンを検出した際にエンジン出力を低減。より効率よくパワーを路面に伝達することを可能として、快適なライディングを楽しめる。

 また、前輪には強力な制動力を発揮するブレンボ社製ラジアルマウントフロントブレーキキャリパーを装備し、電子制御式ABSも標準装備する。

 シフトダウン等における過度のエンジンブレーキによる後輪のロックやホッピングを抑制し、後輪から伝達されるバックトルクを制限するスリッパークラッチなども採用している。

 2019年モデルは、GSX-S1000 ABSが「グラススパークルブラック/トリトンブルーメタリック(黒/青)」、「パールグレッシャーホワイト(白)」、「マットブラックメタリックNo.2(つや消し黒)」の3色のラインアップ。GSX-S1000F ABSは、「トリトンブルーメタリック(青)」、「グラススパークルブラック(黒)」の2色展開となる。

価格は、「GSX-S1000 ABS」が113万1840円(消費税込み)、「GSX-S1000F ABS」は118万5840円(消費税込み)。「GSX-S1000F ABS」は2018年2月26日からの発売となる。

 

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