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シトロエン新型C3エアクロスSUVは小柄でポップ、悪路走りも大得意

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: プジョー・シトロエン・ジャポン

 

無塗装プロテクターでワイルドさも演出

 全体的に丸みを帯びたエクステリアは、ルーフやドアミラー、リアクォーターパネルに差し色をいれることでポップなイメージを演出。厚みのあるフォルムにタフな印象をプラスした。

 特にフロントフェイスは特徴的。シトロエンのマークであるダブルシェブロンをあしらったグリル両側に超薄型のデイタイム・ランニングライトを装備し、その下にヘッドライトをドライビングライト風に配置するなどで、個性的な顔つきを実現している。

 また、フロントバンパーにはグレーの無塗装プロテクターなども装備し、ワイルドさも表現。ポップ過ぎない絶妙なバランスを醸し出す。加えて、リヤゲート下端部分も同様のプロテクターを装備することで、トランクへ荷物の積み下ろしをする際に塗装面を気にせずに済み、実用性にも配慮した。

 グレードは、FEELとSHINEの2つ。SHINEには電動ガラスサンルーフのパノラミックサンルーフを標準設定し、オープン時により明るく、開放的な室内空間を実現する。

 インテリアでは、ステアリングホイールやエアアウトレット、シートなどに、エクステリアと同様のアクセントカラーを配することで、華やかさとリラックスできる空間を演出。

 

 特に注目はフロント2列、リヤ3列のファブリック製シート。多様なアレンジが可能で、コンパクトな車体ながら余裕ある積載性を実現している。

 例えば、6:4分割可倒式のリアシートは、スライドとリクライニングが可能。左右独立して最大まで前方へスライドさせることで、クラス最大級といえる520Lものラゲッジスペースを確保。リアシートをすべて畳めば天井までの最大容量が1289Lとなり、クラストップの広さを実現する。

 

 また、前後の助手席側シートを前方へ倒すと、長さ約2.4mまでの荷物を積載することが可能。サーフィンのセミロングボードやスキーなどを積み、海や山などでアウトドア・スポーツを楽しむこともできる。

 

 また、センターコンソールには、見やすさと扱いやすさを備えた7インチタッチスクリーンを装備。Apple CarPlayTM、Android AutoTMに対応するスマートフォン接続機能も搭載し、USBケーブルを接続するだけでカーナビやオーディオアプリなどが直感的に使用できる。

 

 

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