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間違いだらけのチャイルドシート選び! 正しい安全性能とスペックの見方を知る

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TEXT: まるも亜希子  PHOTO: 自動車事故対策機構/ボルボ・カー・ジャパン/Auto Messe Web編集部

口コミが高評価でも安心できない

 現時点で最新のチャイルドシートアセスメントは、平成30年度の試験結果だが、それを見ると意外な事実に驚かされる。TVやCMなどで盛んに紹介されている製品や、口コミで高評価を得ている製品が、必ずしも良い試験結果を出しているわけではないからだ。

 評価基準のひとつとなる”前面衝突試験”は、台車に固定したクルマのシートにチャイルドシートを装着し、ダミー人形を乗せて時速55kmでクルマが前面衝突した場合と同じ衝撃を発生させるというもの。

 例えば乳児用ベビーシートのうち「ベッド型」の場合は、1)チャイルドシート取り付け部などの破損 2)衝突によって胸部に生じる力 3)衝突時のチャイルドシート底面の傾き 4)衝突時の頭部の前方への移動量、といった4項目を計測。全項目が◎ならば”優”、◎が3つで◯が1つなら”良”、1つでも×がある場合は”推奨せず”、上記のどれにも当てはまらない場合は”普”の4段階の評価を与えている。

 なお、乳児用ベビーシートでも「後ろ向き型」になると、3)衝突時のチャイルドシートのシートバックの傾き(角度)、4)衝突時のチャイルドシート上端面からの頭部のはみ出し、という項目に変わるなど、製品タイプによって適正な評価に変わる。

 また、使用性評価試験は、誰でも簡単・確実に取り付けられるかどうかを判定。項目は「取扱説明書等」「着座のさせやすさ」「本体表示」「車への装着性」「本体の構造」の5つに分けられ、さらにその中で細かな評価基準があり、項目ごとに総合して5点満点で評価されている。なお点数の表示は、2015年評価以降は、各項目における合計点数、それ以前の評価モデルでは平均点となっている。

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