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間違いだらけのチャイルドシート選び! 正しい安全性能とスペックの見方を知る

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TEXT: まるも亜希子  PHOTO: 自動車事故対策機構/ボルボ・カー・ジャパン/Auto Messe Web編集部

試験結果で見るオススメ5つ

 それではここで、最新のチャイルドシートアセスメントで高評価を受けた製品のうち、筆者がおすすめのトップ5をご紹介。試験を受けた製品はISOFIXとベルト固定でそれぞれ乳児用、乳児・幼児兼用、幼児専用と大きく3タイプに分けられるが、公平を期すため同タイプで最も被試験製品数の多い乳児・幼児兼用の製品から選んだ。

 

【第5位 】
リーマン「iA01」

 前面衝突試験の結果が乳児用「良」、幼児用「優」、使用性評価試験が乳児用「4.0」、幼児用「4.1」となっている。乳児用が優を取れなかった理由としては、「胸部に受ける力」が◯だったことで、他の項目は全て◎だ。

 

【第4位】
リーマン「カイナ」

 前面衝突試験の結果が乳児用「優」、幼児用「優」、使用性評価試験が乳児用「4.2」、幼児用「4.1」を獲得した。製品自体の重要が5.3kgと軽いのが特徴で、複数台のクルマを所有していて頻繁に付け替える家庭には向いているはずだが、使用性試験評価で「車への装着性」と「本体表示」の評価がやや低いのが気になるところ。ただ衝突安全性は優秀だ。

 

【第3位】
コンビ「クルムーヴ/クルムーヴスマート ISOFIX」

 前面衝突試験の結果が乳児用「優」、幼児用「優」、使用性評価試験が乳児用「4.1」、幼児用「4.3」となっている。ISOFIXの特徴であるはずの「車への装着性」がやや低い評価となっており、製品重量が12.0kgと重いことや、床に突っ張る脚部が付いているため装着に手間がかかるためではと思われるが、こちらも衝突安全性は優秀だ。

 

【第2位】
タカタ「チャイルドガードtakata04-i fix」

 前面衝突試験の結果が乳児用「優」、幼児用「優」、使用性評価試験が乳児用「4.3」、幼児用「4.5」を獲得。衝突安全性能の高さはもちろん、使用性評価ではとくに着座のさせやすさ、本体の構造が高評価を獲得している。

 

【第1位】
タカタ「チャイルドガードtakata04-neoSF」

 映えある第1位。これはベルト固定タイプだが、前面衝突試験の結果が乳児用「優」、幼児用「優」、使用性評価試験が乳児用「4.5」、幼児用「4.5」といずれも高評価。とくに車への装着性と着座のさせやすさが群を抜いて良いとされている。

 ちなみに、「推奨せず」の評価となった製品は、乳児・幼児兼用タイプには見受けられなかったが、幼児専用タイプには残念ながら複数の製品が存在する。国の安全基準をクリアしているはずなのに、と疑問に思うのも無理はないが、それが現実だ。購入の際には、ブランドの知名度やイメージ、見た目の良さなどに惑わされることなく、チャイルドガードアセスメントを参考に、より安全性の高い製品を選んでもらいたいと思う。

 

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