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修理金額の一部しか支払われない!キャンピングカー保険に潜む落とし穴とは

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TEXT: さいば☆しん  PHOTO: Auto Messe Web編集部

保険額より支払う保険料のほうが多くなることも

 車両保険とは、自損事故などでクルマに損害があった場合に支払われます。キャンピングカーは「走る家」と言われている様に、キッチン、クーラー、電子レンジやヒーターなどが装備されていますが、車両保険加入の際には、それら内装設備が、事故などで故障した場合も補償範囲かどうかの確認も大切です。

 保険料を抑えるために、実際のキャンピングカー購入価格よりも安く車両保険を申告(設定)されている方もいるようですが、これはいわゆる「一部保険」となり、万一の事故の際に損害金額の一部しか支払われないことになります。

 車両保険へ加入する際は、その商品が実際の購入金額での設定になっているかの確認も重要なポイントになります。

 キャンピングカーは、普通車とは、いろいろと勝手が違います。普通車にはない楽しみもあれば、その一方で、キャンピングカーならではのトラブルもあります。

 例えば、車高が高いので、ルーフ上の突き出たベンチレーターや、アンテナを軒先や木々に擦ったり、バウンドした小石がフロントガラスを直撃したり、キャンピングカーではお馴染みの装備であるサイドオーニングも、油断していると、強風で裏返って、破損する事もあります。また、重量のあるキャンピングカーを支えるタイヤのトラブルも、パンクなど、けっこう深刻だったりします。

 ところが、これらのトラブルを補償してくれるサービスがありそうであまりないのです。例えば、タイヤのパンクは自動車保険では補償されないとか、飛び石の補償で自動車保険を使うと等級が下がってしまうなど、意外な落とし穴は結構あります。

 前走車が跳ねた飛び石でフロントガラスが割れて修理代が10万円かかったとします。そういった場合では、仮に保険の契約に3万円の免責があると、保険金で支払われるのは7万円です(3万円は自腹)。その後、契約内容にもよりますが、翌年の保険更新で例えば3等級下がり保険料が従来の保険等級に戻るまでの3年間の保険料が12万円アップになったとすると、出費の合計は15万円。修理代10万円よりも高くなってしまうこともあるのです。

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