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ペット同伴OKのキャンプ場やフェリーが増加! プロが教える「愛犬・愛猫と泊まる宿泊施設でのマナーとルール」

投稿日:

TEXT: 小松 雅人  PHOTO: 小松 雅人

環境の変化に敏感なペットのストレスを日頃から軽減させる訓練を

 自然という環境につき、拾い食いにも注意。また、ノミやダニが生息する可能性もあるため、刺されたり、寄生されたりすると重症化することがあります。被害に合わないためにもノミ・ダニによるリスクと投薬の副作用リスクを踏まえ、どの薬をいつ使うべきなのかなども、かかりつけの獣医さんに事前に相談しましょう。

 この際、ブラッシングすることでノミやダニに刺されていないか、皮膚や体調に異常がないかを確認することもできます。ノミやダニに刺されてしまった場合は、慌てず動物病院に相談すること。急病や怪我など緊急時に備え、目的地周辺の動物病院を事前にチェックをしておくことも忘れないでください。また病気や療養中だったり、発情期や妊娠中は外出を控えてください。

 そして、当たり前ながら一番大事な部分ですが、ペットの排泄物は、ルールを守ってきちんと処理すること。最近では、フェリーでもペットと乗船できる環境が整ってきました。乗船のルールやマナーは、フェリー会社によって違うので必ず乗船前に確認をしてください。展望デッキや外のデッキに自由に出入りすることができるフェリーもありますから、ペットと海や景色を楽しみながら一緒に旅行を楽しむことができます。

 フェリー乗船のマナーとしては、ペットが苦手な人などもいます。リードは必ず短く持つことも大切。また、トイレの心配があるときは、マナーベルトやマナーパンツを忘れずにつけておきたいもの。車両デッキは、出航すると次の港に入るまでは立入りできなくなるので、車両にペットを残しておくことは絶対にやめてください。出航前までに、リードやペットのお世話に必要な物や人の荷物は部屋に持って行きましょう。

 いつもと違う環境の変化では、敏感なペットにとって興奮状態となりストレスにつながることがあります。海や川などの音で飼い主の声が届かないこともあり、ペットは不安を募らせ気が抜けません。また環境が変わると排泄ができなくなることもあるため、日頃からお出かけ用トイレを使い、出先でも落ちついてトイレが出来るように心掛けてあげるなど、ペットへの負担をなるべく軽減できるようにしておくことも重要です。

 目的地に到着したら、水分や栄養を補給させ、トイレを済ませてあげるなど、落ち着くまで様子をみるようにしましょう。大切な家族の一員であるペットを守るためにも、事前の下調べや準備、周囲の安全に注意して楽しい想い出をたくさん作ってください。

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