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プロが作業するには意味がある!安易にDIYすると危険なクルマいじり6つ

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TEXT: 近藤暁史(KONDO Akifumi)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

バッテリー交換

 意外にもDIY作業が多いバッテリー交換も、最近はオススメできないメニューのひとつ。ちょっと前までは、ラジオのメモリーや時計がリセットされてしまうにしても、バッテリー交換をするのは簡単だった。しかし、現在では、気軽に手を出してはダメなパートの筆頭格になっている。

 安易に外してしまうと、カーナビにエラーが出たり、パワーウインドウが効かなかったりなど、関係ないところに不具合が出ることが多い(初期設定になることで起きる)。これは、セキュリティのためだったりするのだが、いずれにしてもディーラーなどでコンピュータをつなげて解消してもらうことが必要となるケースもある。DIYで交換すると、逆に手間や費用がかかってしまうことがあるので要注意。

 

ウインドウフィルム施工

 カー用品店に行くとフィルムのコーナーがあって、窓に貼るだけなので簡単にできそうな気がしてくる。しかし、経験者ならばわかると思うが、実際にやるとめちゃくちゃ難しい。

 まずは愛車のウインドウにあわせた型取りが難関なうえ、貼り込みにもコツがいる。構造的にも以前のクルマならば、ガラスの下の部分がフェルトの水切りですき間があったのでフィルムを入れ込みやすかったが、最近のクルマはゴムや樹脂なのでヘラすら入らないケースもある。内張りを外して貼り込んでいくしかなく、プロにやってもらったほうが、価格、手間、仕上がり、すべてにおいて納得だろう。どうしても自分でやりたい場合は、車種別のカット済みフィルムを買ってやるのがおすすめ。

 

ボディの補修

 ウインドウフィルムととともに、自分でもできるんじゃないかと錯覚しやすい筆頭格。キズのついた部分を直す「ボディ補修」は、DIY用の商品も多いので簡単にできそうに思えてくるだろう。簡単なキズ消しや目立たなくする程度ならば挑戦する価値ありだが、問題はパテ盛りと塗装だ。

 いざ作業してみると、凸凹になったり、色が合わなかったりなど、うまくいかないことのほうが普通なぐらい。そもそもプロだって修行して一人前になっているわけで、素人がDIYでできるというのも無理があるのだ。

 やるにしても目立たない場所や、ボディカラーがホワイト系など合わせやすい色がせいぜいだろう。あとは「パッと見わからないならいいや」という寛容さが大切。DIY作業においては、失敗というのも楽しいものだけど、元に戻すのは大変というのは覚えておいてほしい。

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