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オラオラ顔で賛否両論!三菱デリカD:5 「ワイルド&タフ」に生まれ変わった流行メイクに迫る

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤圭

“三菱らしさ”は車高アップと足元の主張か?

 2月14日(金)~16日(日)に開催された「大阪オートメッセ2020」で、会場を大いに沸かした5台の三菱デリカD:5を紹介したい。デビューは2007年ながら改良に次ぐ改良が加えられ、2018年のビッグマイナーモデルでは数々の安全装備を採用し、一新されたデリカD:5。なかでも「ダイナミックシールド」という押し出し感の強い顔は賛否両論はあったものの、いま見ると見慣れた感もある。

 さて、今回の大阪オートメッセにおいて日本のチューナーたちは新型をどう調律したのか、その手腕をご覧いただきたい。

ロードハウス

 ワイルドかつタフなイメージで仕上げられたのが、ロードハウスが手掛けた「カディス・エクストリーム」のデリカD:5。フロント+30mm、リヤ+20mmのワイドフェンダーやエアロボンネットを始め、エクステリアは純正である部分を探すのが難しいくらいだ。

 ルーフラックやトレイルヒッチの追加で実用性や拡張性を広げたのも見逃せないポイント。ルーフに装着したライトバーとバックランプは視認性の高いLEDを使い、街灯のない林道や悪天候の走行にシッカリと対処する。

 

輝オート『MADLYS』

 続いては「輝オート(MADLYS)」が手がけた1台。オーバーフェンダーやマッドガードで野性味たっぷりの外観は同じだが、コチラは「ハートランド」というキットを使って4インチと大きくリフトアップした。

 室内はオリジナルのベッドキットに加え、フロント側もフラットにするフルサイズキットを装着。車中泊も快適にこなす仕様といえるだろう。

 

トライスターインターナショナル

 次はエアロパーツなしでシンプルにキメた「トライスターインターナショナル」が手掛けた1台。同社が販売するオリジナルホイール『ブルートBR-66』を足もとにセットし、「BFグッドリッチ」のオールテレーンタイヤを履く。

 他はマッドフラップ程度にとどめるなど、足元の個性をより引き立てる内容。大阪オートメッセでは車両とは別にディスプレイされた、ブロンズのホイール『ブルートBR-55』も展示された。

 

TGS

 4台目は純正らしさを崩さずにバランスよくパフォーマンスを高め、ボルトオン装着が当たり前の高精度にこだわる「TGS」によるデリカD:5。カーボン素材のエアロを多用したエクステリアは、コンセプトどおり純正のイメージを大事にしたシンプルなデザインだ。

 チューニングも抜かりなし。TGSオリジナルのデータを入れた『ミニコンTR』や、T-REVを内蔵したビルトインキャッチタンクなどでパフォーマンスをアップ。足まわりもフロント+28mm、リヤ+33mmと極端に車高アップせず、市街地や高速道路での走行安定性も損なわないセッティングを施した。

 

ジャオス

 最後は「ジャオス」がプロデュースするアイテムでまとめた1台。エアロパーツはノーマルとの違いをアピールしつつ上品にまとめ、オリジナルのリフトアップキットや前後に装着したスキッドバーでオフロード走行を安全に楽しめる仕様だ。

 吸排気系もオリジナルの『BATTLEZ』で統一。リヤバンパー右から顔を出すサイド出しマフラーは、性能だけじゃなく見た目のインパクトも狙った。

【詳しくはこちら】

<カディス/装着パーツ>
KADDIS AR4オーバーフェンダー、エアロボンネット、ルーフレールラック、トレイルヒッチ、マッドフラップ、サイドステップ、リヤラダー、ルーフポケット、アシストグリップ、アップコイル1インチ

<輝オート/装着パーツ>
MADLYS ダイヤカットオーバーフェンダー、フロントガード、アーバンギヤグリル、サイドステップ・タイプII、リヤガードバー・タイプII、リヤスポイラー・タイプII、ベッドキット、フルサイズキット、センターテーブル

<トライスター/装着パーツ>
BRUT BR-66(6.5J×16+30)

<TGS/装着パーツ>
TGS モディファイドフェイスマスク、モディファイドオーバーフェンダー、モディファイドリヤバンパー、リヤディフレクター、モディファイドカモフラージュパターン、ティーレブビルトインキャッチタンク、ミニコンTR、アンチロールスプリング プラス1.2インチ、アジャスタブルスタビライザーリンク、リヤアッパーコントロールアーム

<ジャオス/装着パーツ>
JAOS フロントグリル、フロントスキッドバー、サイドステップ、フェンダーガーニッシュ・タイプX/S、リヤスキッドバー、リヤラダー、マッドガードIII
BATTEZ リフトアップセットVFCA、エアクリーナー、マフラーZS-S

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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