クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CAR
  • ホンダ「ハンターカブ」が復活へ! アクティブに使える新たな名作は大ヒットの予感
CAR
share:

ホンダ「ハンターカブ」が復活へ! アクティブに使える新たな名作は大ヒットの予感

投稿日:

TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: HONDA

最上級に楽しめるスーパーカブがやってくる

 スーパーカブのシリーズの中でも、オフロードテイストを持ったレジャー用途のスーパーカブである「ハンターカブ」が復活する。すでに昨年の東京モーターショー2019でコンセプトモデル「CT125」が登場し、期待が高まっていたなか、大阪モーターサイクルショー2020(新型コロナウイルスの影響で開催中止)の初日となる3月20日に発表された。

 ハンターカブは、スーパーカブのアイコンとも言えるレッグシールドを取り払い、ブロックパターンタイヤ、ヒートガード付のアップマフラーや大型キャリア、副変速機を備え(仕様によって異なる)、オフロードでの走破性を高めたモデル。スーパーカブの派生モデルの中でもきわめて個性的なモデルで、日本国内では、1968年にスーパーカブC50をベースにしたCT50″Hunter Cub”、そして1981年にはCT110を登場。後継モデルとしてクロスカブ50および110が発売されている。

 新たに登場する「CT125・ハンターカブ」は、2018年から発売されている原付二種モデル「スーパーカブC125」をベースに、スーパーカブの魅力である普段使いの気軽さに、郊外へのツーリングや林道でのトレッキングなど、幅広い走行状況を想定して車体を最適化。具体的にはリアフレームを延長しヘッドパイプまわりの補強や、ピボットプレートが追加された。

 さらに、不整地でのトレッキング性能を高める装備として、110mmのストローク量を持たせたフロントフォーク、アップマフラーやアンダーガードなどを採用し、最低地上高165mmを確保。前後ディスクブレーキを装備し、フロントには1チャンネルABSも採用された。

 搭載する空冷OHC単気筒124ccエンジンは、クラッチ操作を必要としない自動遠心クラッチを採用。市街地での頻繁な発進停止や、ツーリングやトレッキングにおけるゆったりとした巡航時など、低中速域での力強さを重視した。エンジン始動が簡単なセルフ式スターターに加え、キック式スターターも装備されている。

 タフな印象と現代的な印象のバランスを図ったスタイリングで、カラーリングは、市街地からアウトドアまで幅広い環境に調和する「グローイングレッド」と「マットフレスコブラウン」の2色を設定。エンブレムはオールドタイプの”ウイングマーク”を採用するなど、マニア心をくすぐる演出も見られる。

 他にも全灯火器にLEDや、長距離ツーリングでも安心な容量5.3Lのフューエルタンクを採用(1名乗車時のWMTCモード燃費は67.2km/L)。荷物の積載に便利な大型リアキャリアも装備された。 車両サイズは全長1960×全幅805×全高1085mm。価格は44万円(税込み)。6月26日(金)に発売予定だ。

すべて表示

 

 

 

 

ranking

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

ranking

AMW SPECIAL CONTENTS