高い剛性・強度とデザイン性を融合!RMPレーシング新作ホイール2モデルの実力とは

高い剛性・強度とデザイン性を融合!RMPレーシング新作ホイール2モデルの実力とは

繊細なグラデーションを実現する造り込み

 マルカサービスが展開する“MID”プロジェクトによるホイールラインアップ。国内で販売されているホイールのほとんどが海外工場で生産されているのだが、同社ではこのMIDのポリシーである「安全・安心」を最優先に掲げ、ジャパンクオリティで開発・設計・品質管理を行っている。そのような安全・安心思想のMIDホイールの中からスポーティな「RMP RACING」の新作2モデルを紹介したいと思う。高い剛性・強度とデザイン性を融合!RMPレーシング新作ホイール2モデルの実力とは

 このRMP RACING(以下、RMPレーシング)、ネーミングどおりRMPの“プレミアムスポーツブランド”という位置付けで、スポーツカーをターゲットに開発。スポーツテイストが満載でド直球にガチなデザインが盛り込まれている。特徴となるディテールにもレーシングホイールに必要な応力分散に長けた形状が採用され、断面は滑らかに仕上げられる。

【R50】
王道を貫く5本スポークに秘められた秀逸な陰影高い剛性・強度とデザイン性を融合!RMPレーシング新作ホイール2モデルの実力とは

「R50」は、ボリューミーなボディをもつ近年のスポーツカーとの相性がよい太めのスポークで、「スポーツ系ホイールの王道=5スポークデザイン」を採用している。デザインコンセプトが、“レーシングテイスト”というだけあって、強度と軽量化を実現するディテールが幾重にも施されている。高い剛性・強度とデザイン性を融合!RMPレーシング新作ホイール2モデルの実力とは

 まずはその強度面。急な路面からの突き上げや衝撃に対しストレスなくその力を逃すため、“応力分散”を考えたデザインが採用されている。ゆるやかなラインで構成しつつ、ある一点だけに力が集中しないように、あえてエッジの効いたディテールは採用していない。スポークとリムとの接合部もレーシングホイールのような曲線でつなぎ強度を確保。実はこのデザイン手法、RMPレーシングの全アイテムに採用されている共通項でもある。高い剛性・強度とデザイン性を融合!RMPレーシング新作ホイール2モデルの実力とは

 スポーク形状も力強い印象の骨太なスポークサイズだが、実はここにもMIDならではの深い設計思想が込められている。高い剛性・強度とデザイン性を融合!RMPレーシング新作ホイール2モデルの実力とは

 そこで紹介したいのがスポークの太さ。スポーク両端のラインが平行するような極太デザインだが、膨張して見えることをなくすため、さらに古臭く見えないように、と微妙に先細りさせている。天面は平行に、奥側はテーパー状に微妙に先細るようにと上下ダブルに繊細にデザインされているのはそのためだ。高い剛性・強度とデザイン性を融合!RMPレーシング新作ホイール2モデルの実力とは

 さらにスポーク途中のラインも緩やかに構成し、ホイール取り付け部のナットホール付近もなだらかなアールで構成。レーシングの理に適った応力分散に優れたディテールを持つ。高い剛性・強度とデザイン性を融合!RMPレーシング新作ホイール2モデルの実力とは

 軽量化面も特徴のひとつ。スポーク側面に深くエグられた部分がそれで、ここはサイドポケットと呼ばれ、スポークの駄肉を削ぎながら、単調になりがちな表面に豊かな表情を生みだしている。シャープで立体的な造形を感じさせるのはその工夫からだ。高い剛性・強度とデザイン性を融合!RMPレーシング新作ホイール2モデルの実力とは

 デザイン状のどこにもエッジの処理がなく、柔らかで無駄がない。様々な路面からの力=応力にもノンストレスな断面をキープしている。レーシングホイールの多くが王道とも呼べる5スポークを数多く採用、ワンモーションに近い曲線美を採用しているのにはこういった理由もあるのだ。高い剛性・強度とデザイン性を融合!RMPレーシング新作ホイール2モデルの実力とは

 最後にデザイン面。トヨタのGRなどにも多く見られる、絶好のアクセントとも言える赤ラインの装飾がそれだ。実は、このスポーティを感じさせる赤ラインこそがRMPレーシングのアイコンでもある。高い剛性・強度とデザイン性を融合!RMPレーシング新作ホイール2モデルの実力とは

■カラーバリエーション:ブラック/リムレッドライン、ホワイト/リムレッドライン

■サイズ:15×5J〜18×9.5J
■価格:2万8000〜4万6000円(税別)

【R27】
大径感を演出と軽量化を両立するリムデザイン

高い剛性・強度とデザイン性を融合!RMPレーシング新作ホイール2モデルの実力とは

 先ほど紹介した5スポークのR50に対して、「R27」は2×7の“レーシングメッシュ”デザインを採用。スポーク天面が細いメッシュデザインのため、逆にサイドのタテ断面は強度確保のため厚めに構成。しかし、そのタテのボリュームを感じさせないように、天面とサイド面の繋ぎ目をナナメにカットすることで、そのゴツさをうまく解消している。高い剛性・強度とデザイン性を融合!RMPレーシング新作ホイール2モデルの実力とは

 実は2×7のメッシュデザインは、応力分散の面でもバランスがいいとされている。そしてクルマとホイール、さらにブレーキキャリパーとのバランス面でも、優れたデザインなのだ。高い剛性・強度とデザイン性を融合!RMPレーシング新作ホイール2モデルの実力とは

 R27にも、前述したR50同様、RMPレーシングのアイコンである赤いレーシングストライプがリムの外周にあしらわれているのだが、軽量化も狙って肉抜きポケットをさり気なく交互に配置。高い剛性・強度とデザイン性を融合!RMPレーシング新作ホイール2モデルの実力とは この赤いストライプも一周が同じ太さだと変化が感じられないが、太らせたり、細らせたりとギア状にデザインすることで面白さと同時にU字ホール内を大きく演出する。遠目に見た時にスポークの足が長く見える視覚上のギミックも取り入れられている凝りようだ。高い剛性・強度とデザイン性を融合!RMPレーシング新作ホイール2モデルの実力とは

 デザイン重視で語られがちなホイールだが、ホイールはタイヤとともに車体を支える重要保安部品のひとつ。だからといって逆に強度オンリーだと、デザインに全く魅力のないただの工業製品になってしまう。いくら強靭さが求められるスポーツ系ホイールとはいえ、「いかに軽く見せるか」も重要な要素といえる。高い剛性・強度とデザイン性を融合!RMPレーシング新作ホイール2モデルの実力とは

■カラーバリエーション:ブラック/リムレッドライン
■サイズ:15×5J〜18×9.5J
■価格:2万8000〜4万6000円(税別)

 スポーツカーの足元に相応しいレーシングライクなビジュアルと、高いコストパフォーマンスという優秀さ。理不尽ともいえる要件全てを高バランスで実現させたRMPレーシングのR50とR27。このMIDのホイールは、スポーツ系ドレスアップを楽しみたいというユーザーにとって、選ぶべき存在といえるだろう。

 

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