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モデラー長年の不満が遂に解消? 「ケンメリ」「ブタケツローレル」1/24プラモデルを刷新【AOSHIMA】

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TEXT: 石田 徹  PHOTO: 青島文化教材社、日産自動車

ケンメリはグリルと前後バンパーを新調 ブタケツは前期グリルを追加

 青島文化教材社の「ザ★モデルカー」といえば軽自動車から高級車、スーパースポーツカーまで網羅する、同社の代表的な1/24スケールのカーモデルシリーズ。

 そのシリーズから「KPGC110スカイラインHT2000GT-R ’73」と「KHC130ローレルHT2000SGX ’72」の2モデルが金型を新たに追加して7月に再登場する予定。

 数十年前からリリースされている人気モデル、今回の金型追加でケンメリは前後バンパーとGT-Rグリルの刷新、ローレルは前期グリルが追加された。

1/24 ニッサン KPGC110スカイラインHT2000GT-R ’73

 通称“ケンメリR”で知られる絶版スポーツカーの不滅の人気モデル。1972年から1977年まで販売された4代目C110系スカイラインのフラッグシップモデルとして、1973年1月に追加設定された。

 先代の“ハコスカR”から踏襲した2リッター直列6気筒DOHCのS20型エンジンは、本来はレース用に開発されたGR8型をストリート向けに“デチューン(=出力を落とした)”したもの。それでも160psを誇っていた。さらに箱スカRではリアだけだったオーバーフェンダーを前後に装着し、リアスポイラーを標準装備していたのもチャームポイントだ。

 しかしながら目前に迫った排気ガス規制をクリアできず、わずか197台が生産されたのみでレースに出場することもなく、絶版となってしまった。

 「ザ★モデルカー」話は戻る。今回は金型が追加されたことにより、フロントグリルを刷新したのが一番のトピックになる。

※編集部が“自称“積みプラ”モデラーでもあるライターの岩田部屋にこのあたりの見解を聞いたところ、
「ケンメリGT-Rのプラモはそれこそ何十年前からアオシマから出ています。ただボンネット&フェンダーモールの再現が実車と異なっており、モデラーから長年不満があったそうです。恐らく新規グリルは、この辺りの改善もあるのでは」
という回答が返ってきた。

 また前後のバンパーも一新されナンバープレートはアルミ製に。ホイールは純正の鉄チンもしくはエイトスポークが選択可能で、そこに合わせるタイヤはお馴染みピレリのP7でスポーティに。スプリングサスペンションも当然ながら装備、よって車高調整も可能なのは従来通りの仕様だ。

1/24 ニッサン KHC130ローレルHT2000SGX ’72

 C130はローレルとしては2代目で、1972年4月から1977年1月まで販売された。特にローレルのハードトップモデルは、旧車マニアからは“ブタケツ”と呼ばれる人気の1台だ。

 そのネーミングはハードトップモデルの個性的なリアビューに由来。灯火類がすべてリアバンパーにビルトインされ、これがブタの鼻のように見えることから近年になってから呼ばれるようになった。ちなみにそれ以前は、トランクリッドの形状から“棺桶(ローレル)”と呼ばれることもあった。

 ケンメリモデル同様、ブタケツローレルも金型を追加される。一番のトピックはC130前期型のフロントグリルが追加された点。従来のブタケツローレルは後期型グリルのみだったが、人気の前期型が加わった事で前/後期が選択可能となったのは嬉しい(下の写真は後期モデル)。 選択可能なのはホイールも同様で、純正ホイールキャップまたはハヤシストリートが選べる。ケンメリ同様に車高調整が可能で、エッチングパーツも付属している。

 このように生まれ変わった「ザ★モデルカー」の「KPGC110スカイラインHT2000GT-R ’73」と「KHC130ローレルHT2000SGX ’72」、価格はどちらも2600円(税別)。
 公式オンラインショップにて既に予約販売を受け付けしている。

 

【詳しくはこちら】
青島文化教材社:054-263-2595
http://www.aoshima-bk.co.jp

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