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「四つ葉のクローバー」のありなしで何が違う? アルファロメオのエンブレムの謎

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TEXT: 近藤暁史(KONDO Akifumi)  PHOTO: FCA、Auto Messe Web編集部

市販車にも付けられたクアドリフォリオマーク

 1960年代になると、それまではレース車両のみに付けられていたのが、市販車にも拡大される。アルファロメオはツーリングカーレースでも活躍をしており、そのベースとなるホモロゲモデルなどにも付けられるようになった。たとえば、ジュリアTIスーパーやジュリアスプリントのGTAなどで、現在残っている車両を見ても誇らしげにフェンダーにクアドリフォリオが付いていたりする。

 その後、記憶に新しいところでは、1990年代初頭、ドイツのDTMで155V6が大活躍。そのボディにも当然、クアドリフォリオは付いていたが、次第にレース活動からは遠ざかり、代わって1980年代から上級グレードの証として使用されるようになっていく。

 このとき、高性能モデルにはグリーンのクアドリフォリオヴェルテに加えて、豪華モデルには金色のクアドリフォリオオーロが登場し、2タイプの四葉のクローバーが存在していた。古めなところでは145や155、164などに付いていた。現在でも8Cコンペティツィオーネだけでなく、SUVのステルビオやセダンのジュリアにも見られるし、F1の参戦車にも、もちろんこのボディにもクアドリフォリオはあしらわれている。

 走りの紋章であり続ける四葉のクローバー。さまざまな伝説やエピソード、戦歴、モデルなどが存在するのはさすがアルファロメオと言っていい。

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