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「穴あき」よりも「スリット」が最高! 一見マニア向けのブレーキローター交換が良いこと尽くしだった

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TEXT: 川島秀俊  PHOTO: Auto Messe Web編集部

スポーツ性能を追求するために設計

 ホイールをインチアップする人は多いと思うが、装着するデザインによってはブレーキが丸見えになり、ブレーキカスタムを検討している人もいることだろう。大径ブレーキローターやビッグキャリパーにすれば最高のルックスになるが、そもそもカスタムブレーキキットは高価なので敬遠されがち。

 実際に交換するにはマスターシリンダーの容量が足りなくなって変更が必要になるなど、取り付け工賃を含めて高額なカスタムになるのは否めない。

 そこで注目したいのが、リプレイスパーツとして発売されるスリット入りローターやドリルドローターだ。これらは純正ローター+α程度の価格から購入でき、ノーマルのプレーンなローターとは明らかに異なったスポーティさが演出できる。

 もちろん、どちらもスポーツ性能を追求するために設計されており、スリット入りローターは常にパッド表面を削ってクリーンアップすることで高熱で発生したガスを除去。焼けて変質したパッド表面を削ることで本来の摩擦係数を回復し、ハードなスポーツ走行で安定した効きを維持してくれる。

チューニングをアピールできる格好の素材

 ドリルドローターはさらに冷却効果を追求したもので、ブレンボ製ブレーキシステムなどではおなじみの存在だ。このようなチューニングローターをホイールのスポークの隙間からチラリと見せれば、お気に入りのアルミホイールと合わせてカスタム感は倍増! スリット入りローターやドリルドローターは、チューニングテイストをアピールできる格好の素材といえるのだ。

 さて、実際にブレーキローターを交換するとなると、組み合わせるパッドも用途に応じて正しく選んでやりたい。ストリートがメインならば、プレーンのローターよりもパッドの消耗とダスト量が増えることから低ダストパッドを組み合わせるのがオススメ。

 ハードな走りをするならスポーツパッドを装着し、優れたストッピングパワーを味わいたいものだ。もちろん、この組み合わせではパッドの消耗とダスト量の増加は覚悟すること。ブレーキ性能を向上すれば、相応の消耗は必然といえよう。

 なお、ドリルドローターについてはR32スカイラインGT-Rの純正品で熱によるクラック問題があったことから、国内のチューニングシーンでは敬遠されがち。社外品にてラインアップされるのは一部の車種になっている。

 その点、スリット入りローターは多くの適合車種が用意されており、ミニバンや軽自動車でも装着することが可能。そもそもブレーキローターは消耗パーツなので、縁に段付きが出てきたら早めに交換してやりたい。

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