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ちょっと走ったらズタボロ! サーキットでアッという間にタイヤが「摩耗」する理由と速くても「減らさない」コツ

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

サーキット走行はタイヤの摩耗に要注意

 愛車をサーキットで思い切り走らせ、パドックに戻ってタイヤを見たらボロボロで唖然とした、という経験をした人がいるかもしれない。「そんなめちゃめちゃハイグリップで低寿命のタイヤでもないし、別にタイムアタックのような本気の走りをしたワケでもないのに…」と思ったことだろう。果たして自分の走り方がよくないのか、それとも一般道とは舗装が違うのか。タイヤが傷む原因を探ってみよう。サーキット走行後のタイヤのトレッド面

サーキットの路面はグリップ力を重視

 知ってのとおりサーキット走行はタイヤに限らず、クルマのあらゆる部分に大きな負担がかかる。ブレーキは下手すればアッという間に音を上げ、油温や水温は見たことのないレベルまで達する。タイヤも例外じゃなく消しゴムを削るように減り、トレッド面がボロボロになってしまうことも…。摩耗する理由は上に書いたとおり至ってシンプルで、アクセル/ブレーキ/コーナリングの負荷が極端に大きいから。タイヤに荷重をかけて路面と接地圧を上げ、高いグリップ力を生み出すので、磨耗が激しいのは仕方ない。サーキット走行後に煙りをあげるブレーキ

 さらにサーキットの舗装は一般道よりグリップ力、つまり摩擦係数が大きいことも減りやすい理由のひとつ。グリップ力を上げるためアスファルトの混合物を工夫しており、安全性の向上と引き換えにタイヤが減るというワケだ。コースや季節にもよるが、例えば一般道なら新品から軽く2年は使えるタイヤが、サーキットなら1時間の走行を4〜5回、もしくはそれよりも早く摩耗が限界に達してしまうこともある。サーキットのホームストレート部分の舗装

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