ニセ刻印まで存在! クルマのパーツで見かける「JWL」「JIS」「CE」などのマークが想像以上に重要だった (2/2ページ)

【CE】

 日本独自の規格のみならず世界にもさまざまな規格がある。クルマは輸入車やパーツを含めて国際的に流通するものなので、海外のマークも注してみると良いだろう。近年、家電製品を含めて多くの製品に見られる「CEマーク」は、EUにおける安全基準条件をクリアした製品に与えられるもの。EU圏への輸出をする際には必須のマークとなっている。

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EU圏への輸出をする際に必須の「CEマーク」画像はこちら

【E】

 また国連欧州経済委員会(UNECE)が作成したECE基準に基づく認証を受けた製品には「Eマーク」が付く。いずれも安全性や環境基準、品質標準をクリアした商品に対して与えられるものであり、現在新車で販売されている車両の保安部品(窓ガラス、灯化類、タイヤ、ブレーキなど)は、すべてこのEマーク認証品となっている。純正フロントガラスに刻印された「Eマーク」画像はこちら

 また現在はEマークが付く製品であれば、純正以外のアフターパーツでも日本国内の保安基準に適合することを意味しており、適正に取り付けられていれば車検も問題なくクリアすることが可能。保安部品を交換する際は、安心して装着できるとどうかの判断基準にすると良いだろう。社外品のテールランプでも「Eマーク」認証品であれば車検も安心だ画像はこちら

【JWL】【VIA】

 ここまでは大きな括りでの工業規格を紹介してきたが、次は特にドレスアップユーザーが目にする事の多いパーツに付けられたマークを紹介しよう。それが「JWL」や「JWL-T」「VIA」といったマークで、これらが付いているのはアルミホイールだ。社外ホイールに刻印された「JWL」と「VIA」マーク画像はこちら

 アルミホイールの品質や安全性について、必要な要件を満たしているパーツに対して与えられるのがJWLやJWL-Tマーク。JWLは3ナンバーや5ナンバーの乗用車の基準、対してJWL-Tは1ナンバー、4ナンバーなどのバンやトラックの基準だ(一部の車種は車両総重量や最大積載量が規定値以下であればJWLでも車検をパスすることができる)。車両に対して基準を満たしたアルミホイールでないと車検が通らないので非常に重要だ。JWLマークの寄り画像はこちら

 そしてVIAは、ホイール製造業者の自主認定のマーク。こちらは「自動車用軽合金製ホイール試験協議会」が国土交通省の定める技術基準に準じた確認試験を行ない、同協議会の規定規程に基づく判定と審査を行った上でマーキングされている。安全性や品質を証明するマークとして大切なので、JWLやJWL-Tと合わせて確認しておこう。VIAマークの寄り画像はこちら

 クルマの各部やアフターパーツに付いているさまざまなマーク。それぞれには意味があり品質や安全基準を示しているのでチェックしてみよう。規格関連のマークの意味を理解すれば、安全で高品質、環境にも優しいパーツセレクトが簡単にできるようになるハズだ。