欧州で鍛えられたタフな1本! ネクセンのオールシーズンタイヤ「エヌブルー4シーズン」の実力が凄かった (2/3ページ)

高速走行やワインディングは当然、雪上やシャーベットも走り抜けれらえる実力者

「非降雪地域」といわれる、年間を通してほとんど降雪のない地域に住んでいて、普段の足としてクルマを使っている多くの人は、年に1度か2度降るドカ雪に手を焼いたり、そういう冬シーズンの不確定なリスクに不安を持っていることが多いハズ。それだからスタッドレスタイヤはちょっと遠い存在、というより夏タイヤを保管する場所に困るから、できれば季節毎にタイヤを交換なんて面倒、というのが正直なところ。そんな人はいま話題の「オールシーズンタイヤ」がピッタリ。ネクセンタイヤの新作オールシーズンタイヤ「エヌブルー4シーズン」の紹介画像はこちら 最近でこそ名前を聞くようになったが、オールシーズンタイヤは実は昔からあって、主に北米で使われていた。ただ新世代のオールシーズンタイヤは、欧州での冬用タイヤの指標となっている“スリーピーク・マウンテン・スノーフレーク(3PMSFと略記され、山に雪の結晶をデザインした刻印)”が入っているタイヤを指す。ネクセンタイヤの新作オールシーズンタイヤ「エヌブルー4シーズン」の紹介画像はこちら

 つまりオールシーズンタイヤなら(もちろん降雪の具合によるが)1年を通して履きっぱなしで済んでしまうこともある。そして欧州、特にドイツではこのオールシーズンタイヤがいま人気。当然、各タイヤメーカーはこぞって開発に取り組み、次々に発表してきた。

 販売の軸足を欧州に置くネクセンタイヤも例外ではない。ドイツでは高速操縦安定性とウエットグリップ、そして雪上性能がシビアに求められる。そんな要求を満たして登場したのがネクセン「エヌブルー4シーズン」というわけなのです。ネクセンタイヤの新作オールシーズンタイヤ「エヌブルー4シーズン」の紹介画像はこちら

 その「エヌブルー4シーズン」が2017年、日本に上陸。日本の冬道でいったいどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、非常に気になるところ。というわけで、我々は冬の道での性能を見るために大阪から岐阜県の飛騨高山を目指すことに。ネクセンタイヤの新作オールシーズンタイヤ「エヌブルー4シーズン」の紹介画像はこちら

ドライ路面での安定感・安心感もストレート/コーナリング共に申し分なし

 暖冬の3月の大阪はすでに春。雪の欠片も見当たらない大阪環状線から東名→東海北陸自動車道へ。

 テスト車は日産・ノートeパワーに185/65R15。また、1年履きっぱなしの「エヌブルー4シーズン」を装着しているトヨタ・ノア(195/65R15)を伴走車としました。ドライ路面のノートeパワーはとても快適です。曲がりくねった大阪環状線で、早くもオールシーズンタイヤを履いているのを忘れてしまうほど。ネクセンタイヤの新作オールシーズンタイヤ「エヌブルー4シーズン」の紹介画像はこちら

 乗り味はマイルドなハイパフォーマンスタイヤ。スタンダードタイヤよりは数段乗り味に腰があります。それがコンパウンドによるものなのか、路面への当たりがしなやかにも関わらず、タイヤが転動していくときのトレッドまわりに、骨格のしっかりした感触があります。ネクセンタイヤの新作オールシーズンタイヤ「エヌブルー4シーズン」の紹介画像はこちら

「ヒタッ」とタイヤが路面をとらえているような接地感がとても頼もしく感じます。静粛性も良いし、タイヤの転動感も滑らか。オールシーズンタイヤであることをほとんど意識させない快適性と走りやすさです。

 大阪環状を抜け東名高速に入ってもその印象は変わりません。高速道路に入って速域が上がり80〜100km/h巡航になると、直進性の良さと、穏やかで安心感のある応答性が現れます。ネクセンタイヤの新作オールシーズンタイヤ「エヌブルー4シーズン」の紹介画像はこちら

 直進性もふらつかず安定感があります。また直進時の手応えはしっかりあるのに、ハンドルを切り出したときの応答が穏やかに味付けされているので、全体に落ち着きのあるマイルドな乗り味に感じられます。このあたりは高速操縦安定性が求められる欧州育ちならではの良さなのでしょう。ネクセンタイヤの新作オールシーズンタイヤ「エヌブルー4シーズン」の紹介画像はこちら

 途中、パーキングエリアでノアと乗り換えてみました。トレッドを見えると編集部のスタッフカーだからなのでしょう。だいぶ躊躇なく走った後が見て取れます。摩耗も比較的進んでいるし(装着から1万kmと走行距離なりですが)ショルダー部摩耗も強めに出ています。ネクセンタイヤの新作オールシーズンタイヤ「エヌブルー4シーズン」の紹介画像はこちら

 高速道路では、さすがに多少ノイズが大きくなっているのを感じますが、それでも十分に許容範囲にあります。それよりも驚いたのは、ノートeパワーで感じた接地のしっかりした感触が摩耗が進んだこのタイヤでもちゃんと残っていることです。ケース(骨格)設計の良さが改めてわかります。

低温・ウェットコンディションでも安心感あるグリップ力を維持

 高山清見ICで高速を下り高山市内へ。厚い雲から冷たい雨が降り出してしまいました。気温4度。冷たいウエット路面でもエヌブルー4シーズンは変わらず路面をグリップしています。ネクセンタイヤの新作オールシーズンタイヤ「エヌブルー4シーズン」の紹介画像はこちら

 サマータイヤだとテキメンにゴムが硬くなり接地感が薄くなるような場面ですが、エヌブルー4シーズンは寒さに強いオールシーズンタイヤの本領を発揮。当たり前のようにしなやかに路面をとらえ、安心感を失いません。ネクセンタイヤの新作オールシーズンタイヤ「エヌブルー4シーズン」の紹介画像はこちら

 感心したのは、摩耗の進んだノアもその印象が変わらないことです。サマータイヤとのゴム質の違いがはっきりと表れています。ネクセンタイヤの新作オールシーズンタイヤ「エヌブルー4シーズン」の紹介画像はこちら

突然の雪景色でも慌てる事なかれ! オールシーズンタイヤの実力をいかんなく発揮

 開けて翌日は大雪。ワシワシと降る雪であっという間にシャーベット路ができ上がるといった状況。実はこのコンディション、スタッドレスタイヤさえ苦手とする路面です。ネクセンタイヤの新作オールシーズンタイヤ「エヌブルー4シーズン」の紹介画像はこちら

 しかし、こんな場面でも「エヌブルー4シーズン」はまったく問題なし。ここで注目はその排雪性の良さです。太めの斜め溝でシャーベットを排雪してストンとタイヤが路面に接地する。さすがにウエット路面ほどグリップはしませんが、シャーベットに乗ってヌルヌル滑るような感触はありません。ネクセンタイヤの新作オールシーズンタイヤ「エヌブルー4シーズン」の紹介画像はこちら

 なによりも「エヌブルー4シーズン」のありがたさは、じつは前日に雪を求めて長野県境の安房峠まで足を延ばし、雪道でも不安なく走れることを確認していたのです。ネクセンタイヤの新作オールシーズンタイヤ「エヌブルー4シーズン」の紹介画像はこちら

 雪が降っているのを見ても「このタイヤなら安心して帰ることができる(目的地に行くことができる)」という安心感が得られることでしょう。オールシーズンタイヤの有用性はたぶんここにあるのだろうと思います。ネクセンタイヤの新作オールシーズンタイヤ「エヌブルー4シーズン」の紹介画像はこちら

 ウインタースポーツを楽しむために雪のある目的地まで走るならスタッドレスに勝るタイヤはありませんが、年に1度か2度の予想外の雪に遭ってしまったとき「エヌブルー4シーズン」を履いていれば、不安なく、かつ安全に帰途につくことができるのです。ネクセンタイヤの新作オールシーズンタイヤ「エヌブルー4シーズン」の紹介画像はこちら エヌブルー4シーズンで今回のような体験をしてみると、サマータイヤでもスタッドレスタイヤでもなく、オールシーズンタイヤという選択は、タイヤを2セット所有する必要がなく、とてもリーズナブルなタイヤ選びであるように思えてきます。さらにオフシーズンのタイヤを保管するスペース(預けたりすれば有料)が不要というのも大きなメリットでしょう。

N blue 4Season
【サイズ】
◆225/40R18 92V XL
◆225/45R17 94V XL
◆215/45R17 91W XL
◆225/50R17 94V
◆205/50R17 93W XL
◆225/55R17 101V XL
◆215/55R17 98V XL
◆215/60R17 96H
◆225/65R17 102H
◆205/55R16 91H
◆195/55R16 91H XL
◆215/60R16 95H
◆205/60R16 96H XL
◆215/65R16 98H
◆185/55R15 82H
◆185/60R15 88H XL
◆195/65R15 91H
◆185/65R15 88H
◆175/65R15 84T
◆185/65R14 86T
◆175/65R14 82T
◆165/65R14 79T
◆165/65R14 75T
◆175/70R14 84T
◆155/70R13 75T

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