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クルマが気になって物語が入ってこない! ドラマ&映画の「存在感ありすぎ」の登場車5選

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TEXT: 遠藤イヅル  PHOTO: 日産、トヨタ、フォード、遠藤イヅル

3)「トリック」×「パブリカDX」

 2000年から2003年までレギュラー放送、そのほかTVスペシャルが3本・劇場版が4作作られて、2014年にシリーズが完結した「トリック(テレビ朝日系列)」。全編を通してコメディタッチで、登場人物のクセが強いことも特徴だ。主人公は、仲間由紀恵演の売れないマジシャン(自称は天才マジシャン)の山田奈緒子と、阿部寛が怪演する「どんな怪奇現状も科学で解明できる」という(自称)天才物理学者・上田次郎のコンビである。「トリック」シリーズに登場したトヨタ・パブリカデラックス

 その上田次郎の愛車は、「次郎号」と名付けられた「トヨタ・パブリカデラックス(UP10D型)」。劇中では恩師のクルマを譲り受けたという設定。いわゆるポンコツ扱いで、ドアが頻繁に外れるクセ(?)があったが、それものちにお笑いネタに。終盤にはなんとハイブリッド化や自動で動くように改造されるなど、謎の進化を遂げていた。

4)「8年越しの花嫁 奇跡の実話」×「86トレノ」

 結婚を約束した中原尚志と麻衣。でも麻衣は、その直前に突然原因不明の病で倒れて意昏睡状態に陥ってしまった。それから数年後、麻衣は意識を取り戻したものの、記憶は失われており、尚志のことすら思い出せない。しかし2人はその後、困難を乗り越えて、ついに8年越しに結婚の約束を果たす……という映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話(配給:松竹)」。2017年12月に佐藤健・土屋太鳳主演で公開され、初登場3位・満足度1位を記録した。  この作品では、主人公の尚志が自動車整備工場に勤めているという設定で、愛車が「トヨタ・スプリンタートレノ(AE86)」だったことでも注目された。撮影には、岡山県在住のAE86オーナーの個体を使っているほか、ガレージや部屋の小道具もそのオーナーが提供したことで、クルマ好きのリアルさが追求されている。また、劇中には「トヨタ2000GT」なども登場。クルマ好きにも必見ポイントが多い作品だ。

5)「ザ・ファブル」×「ハコスカGT-R」

 冷酷な凄腕の暗殺者「ファブル」が、佐藤明という偽名の“一般人”として大阪の街に1年間暮らすことになった。ファブルはありきたりなふつうの暮らしを楽しんでいたものの、裏社会の人々が起こすトラブルに巻き込まれていく……というストーリーの漫画「ザ・ファブル(講談社発行)」。無敵に近いファブルが巻き起こす、笑いも交えた高いエンターテインメント性から大ヒット作になった。そして2019年には、岡田准一・木村文乃・山本美月・福士蒼汰・柳楽優弥・向井理などそうそうたる面々で実写映画化(配給:松竹)もされており、2021年には第2作もスタンバイしているという。

 このファブルにも、そんな豪華俳優陣から目を奪うような一台が登場する。それが、「日産・スカイラインGT-R(KPGC10型)」、いわゆるハコスカGT-Rだ。ファブルと関係が深い真黒組の若頭・海老原剛士の愛車で、倉庫に大切に保管されていた。劇中ではどんな活躍を見せるのかは、漫画・映画を見てのお楽しみだ。

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