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「ジムニートラック」に「ジュークのスノーモビル」! 売ればバカ売れ確実の市販車カスタム「コンセプトカー」4選

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

カスタマイズの参考にもなるコンセプトモデル!

 いつの時代もクルマ好きの心を躍らせる、自動車ショーのコンセプトモデル。そのなかでも市販車をベースにカスタムした、現実味がありつつも攻めまくったクルマを紹介する。

1)ジムニーシエラ・ピックアップスタイル

 まずはデビュー以来の大人気で生産が追い付かず、納車まで1年なんて話も聞く現行型ジムニーシエラをトラック化した『ジムニーシエラ・ピックアップスタイル』。ボディ後部を荷台にすることで、DIYやアウトドアといた幅広い用途に対応。2019年の東京オートサロンに出展されたジムニーシエラ・ピックアップスタイル

 乗車定員は割り切って2名に減らすが、シート後方には荷物を置くスペースを確保する。また内装やシートの生地にはベージュ色やチェック柄を多用し、ポップで若々しい印象に仕上げているのもポイント。ちなみに荷台はスズキの軽トラック『キャリイ』から流用、全長は標準のジムニーシエラから30cm延長したという。ジムニーシエラ・ピックアップスタイルの荷台はキャリィから流用したモノ

 昔はピックアップトラックも存在したジムニーだけに、市販されるかと期待したファンも少なくないようだが、残念ながらあくまでもコンセプトモデルとしての出展とのこと。

2)ジューク・パーソナライゼーション・アドベンチャーコンセプト

 続いては大胆なスタイリングで大きな話題となった、ニッサンの『ジューク・パーソナライゼーション・アドベンチャーコンセプト』を見てみよう。雪上のレスキューを想定し開発されたモデルで、最大の特徴はタイヤの代わりに装着された、巨大なクローラーとオーバーフェンダー。2019年の東京オートサロンに出品されたジューク・パーソナライゼーション・アドベンチャーコンセプト

 外観から鈍重なイメージを受けるかもしれないが、インテリジェント4×4を搭載し意外なほど軽快に動く。テストでは雪上で100km/hのスピードを記録し、さらに砂漠での高い走破性も確認できているとか。なお日本の市場に投入される可能性は低いようだが、海外の一部では市販されており様々なシーンで活躍しているそうだ。タイヤではなくクローラーを取り入れたジューク・パーソナライゼーション・アドベンチャーコンセプト

 次はスポーツ系に目を移してみたい。

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