3)キャストスポーツ・レース仕様
ダイハツとDスポーツのコラボレーションで誕生したのは、レーシーなルックスが目を引く『キャストスポーツ・レース仕様』で、2016年の東京オートサロンで初披露された。外装はDスポーツのフルエアロを装着し、スポーティなメッシュの大径ホイールで足もとを引き締める。
当然ながら見た目だけをカスタムしたワケではなく、ローダウンしつつコーナリング性能を高めるサスペンションや、排気効率を向上させ軽快なサウンドを奏でるマフラーなど、走りのパフォーマンスも『レース』の名に相応しい。レッドとブラックをバランスよく組み合わせた、ダイハツ伝統のカラーも昔からのファンには嬉しいだろう。
4)Re:Z
旧車フリークの心をガッチリ掴んだのは、ホンダアクセスが製作したCR-Zがベースの『Re:Z』。水中眼鏡の愛称で愛され現在も高い人気を誇る、1970年代に生産されたホンダZ風に仕上げた。イチバンの見どころはモチロン水中眼鏡の再現で、ルーフエンドの角度を変更したりボディを延長させるなど、様々な手法を駆使してホンダZらしいリヤまわりに仕上げている。
併せてテールレンズも三角形の純正品から、横長のモビリオスパイク用に変更。他にもステップワゴンのステアリングやN-ONEのヘッドライトなど、他車の純正パーツを効果的に流用したアイディアは見事というほかない。