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「Gクラス化」に「ディフェンダー化」! カスタム業界「全力投球」の「変身ジムニー」が衝撃の世界だった

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TEXT: Auto Messe Web編集部 杉本 大輔  PHOTO: ジムニースタイル編集部

【KLC】少ない手数で変貌させるテクニックに色と車高で個性を出す

 大袈裟な装飾は施さず、シンプルなパーツをほんの数点。それなのにガラリと見違えるほどスタイルアップする、それが軽自動車専門メーカー「KLC」のジムニー専門ブランド「ヘリテージ」だ。ヘリテージは色使いやパーツの組み合わせ、車高の高さなど、ほんのちょっとの違いで変化を見せるスタイル。発表したデモカー数は、おそらく業界ナンバーワンの12モデル(執筆時点)。様々なシーンに合わせた数多のカスタムは、ジムニーの可能性を教えてくれる。

 紹介するデモカーはジムニー純正のブリスクブルーメタリックに、FJクルーザーの純正色であるベージュをプラスした「ハーフペン手法」を採用。するとこんなにもオールドアメリカンな雰囲気に生まれ変わることに驚く。グリルはヘッドライト周りを四角く落とし込み、横フィンを配した意匠。ライト周りは黒、枠やフィンは落ち着いたーシルバーで塗り分けを施す。

 シンプルなオリジナルバンパーも、クラシカルなイメージを底上げ。そしてこの仕様では車高もポイントになっている。フロントはノーマル車高そのままに、リアのみ約50ミリのローダウン。「ケツ下がり」なシルエットにすることで、ローライダー的なカッコ良さを表現。「東京オートサロン出展時、年配の方たちからは『カリフォルニア仕様だ!』と好評でした」。

 ペアタイヤは外してスムージングパネルを装着することで、スッキリとさせたリアフォルム。マフラーは細いパイプを使ってダウンテールに仕立て、わざとチープな感じに見せて、レトロ感を出す提案だという。

【K-BREAK】ジムニーが好きだからこそ、ストリートユースのスタイリング

 カリスマエアロパーツメーカー「Kブレイク」のジムニー専用ブランド「ジムライド」。その第一弾がこのシエラである(ジムニー用もあり)。東京オートサロン2020では各メディアに取りあげられたので、ご存知の方も多いだろう。

 エアロパーツを作る時、まず「自分たちが乗りたいスタイルであるか」を考えるという。売れ筋とか造形の容易さとか、いわゆる商業的なことは二の次。車が大好きで、ドレスアップが大好きな自分たちが納得出来る仕様。そうして辿り着いた形は定番のクロカン風でもなければ、外車風仕様でもなかった。

 最大の特長はグリル。ヘッドライト横まで横フィンが伸びるビレット風が新鮮。単に横棒を連ねただけではのっぺりしてしまう。アールを駆使して凹凸を表現したり、上下のフィン形状を微妙に変えるなどといった、細かな作り込みで表情を引き締める。

 前後バンパーは純正のカタチを生かしつつ、アレンジを効かせてショート加工。オーバーフェンダーは出幅はほぼ純正同様だが、角度を起こしてワイド感を演出。それぞれ単品でも装着出来るし、各パーツ自体はシンプル。けれどトータルで纏った時に放つ、独特のストリート風な空気感。シンプルながら跳ね上げた形状のウイングは、アダルトな中にもそこはかとないやんちゃ感を演出。

 ビス留め風フェンダーは、上面を起こして存在感を出す。外側にプラスする専用アウターフェンダーはアクセントにもオフセット調整にも有効。そこへ合わせたホイールはオリジナルの「鉄珍(てっちん)」。デモカーにはブラックを合わせたが、ホワイトも設定。シンプルなディスクにはあえてステッカー等は貼らず昔風に表現。

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