クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • 特別企画
  • ボルクレーシング2021年の新作は 「革新」と「不変」がもたらす ハイパフォーマンスモデル
特別企画
share:

ボルクレーシング2021年の新作は 「革新」と「不変」がもたらす ハイパフォーマンスモデル

投稿日:

TEXT: 内山 智子  PHOTO: 伊勢馬場建次、RAYS

「Gシリーズ」には新色をプラス

 TE37 SAGA S-plusは、先代から変わらずブロンズとダイアモンドダークガンメタの2色設定。その一方で、デザインのトレンドを積極的に取り入れて進化をさせているのが「Gシリーズ」である。

「Gシリーズはデザインは変える。じゃあ何が変わらないかといったら、性能です。高い性能はずっと保っていこうと。どんなデザインにしたとしても、ボルクレーシングの名が付いている以上、性能は絶対に保障するよっていう。色ひとつとっても、クルマとのコーディネイトって、かつてのシルバーと濃いガンメタさえあればいいっていう時代とは全く変わってきていますからね」。

 ボルクレーシングは近年、塗装技術の向上にも力を入れている。自社で塗装も行っている強みを生かし、幾度もの調色を重ねて最先端のカラーを見つけ出す。2021年の新色はGT090やG025で初採用した「シャイニングブラックメタル」。輝きと落ち着きを併せ持った超高輝度シルバーである。

「塗装をしていない状態のアルミホイールは息を呑むような美しさではあるんだけど、経年劣化が激しい。でも金属調のシルバーを塗装で再現するのは難しいんです。そんな中で、こんな色が出来た、あんな色が出来たとやっていくうちに、辿り着いたのがコレ。ベースカラーに黒を塗って、その上から特殊溶剤で塗装し、さらにハイメタリックシルバーをその上から噴く。そうすることによって、ベースの黒がハイメタリックシルバーから透けて見えるんです。だから暗い所で見ると真っ黒に、明るい所で見るとシルバーが勝つ。言葉にすると簡単そうですが、大量生産を考えると非常にコントロール性がいる、難しい塗装です」。

 またG025では2020年限定カラーとしてダークブルーをリリースしたのに続き、2021年の限定色はボルドレッドクリアに決定。

「赤、時々黒、時にはワインレッドにも見える、そんなレッド。赤すぎるとガキっぽいし、ボルドーを強くすると小豆色になる。そのバランスを見極めて、一番格好いいと思える赤を探しました」。

対応車種を広げるべくサイズも追加設定

 2021年からはG025に18インチを追加。21インチで展開していたGT090には20インチも追加し、対応車種の幅を広げる。

 高い性能に満足せず、常に技術を追求する姿勢をやめない。「最新のポルシェが最良のポルシェ」とよく言われるが、それと同様に、「最新のボルクが最良のボルク」で在り続ける。

 頂点で慢心しない。まだその先があることを、ボルクレーシングは知っている。

NEWレヴォーグやGRヤリスなどに装着したボルク2021年モデルの画像一覧はコチラ

【詳しくはこちら】
RAYS
tel.06-6787-0019
https://www.rayswheels.co.jp/products/brand_detail.php?lang=ja&brand=VOLK
製造元:RAYS ENGINEERING

12
すべて表示

 

 

 

 

 

ranking

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

ranking

AMW SPECIAL CONTENTS